受験ストレス問診シート
東邦大学式抑うつ尺度(SRQ-D:Self-Rating-Questionnaire for Depression)をもとに、受験生の実情に合わせて学習カウンセリング協会が改訂
①勉強していると、身体がだるくなる。
②首筋や肩がこって仕方がない。
③頭痛がする。
④息がつまって胸苦しいことがある。
⑤喉の奥に何かがつまっている気がする。
⑥気分が落ち込んだり、ふさぎこんだりする。
⑦好きな音楽を聴いても楽しくない。
⑧食事が進まず、味がしない。
⑨休憩中も、楽しいことは何もない。
⑩午前中、特に勉強する気力がわかない。
⑪好きな科目の勉強でも、熱中できない。
⑫なかなか眠れないのに、朝早く目覚めることがある。
⑬勉強中、騒音が気になる。
⑭答案にケアレスミスが多い。
⑮勉強の能率が上がらず、どの科目を勉強するのもおっくう。
⑯極度のスランプに何度も陥る。
⑰勉強中心の自分の人生がつまらなく感じる。
⑱もともとは勉強熱心で几帳面だった。
受験生にとってストレスは、ヤル気を低下させるだけでも嫌なことですが、さらに、ストレス自体が直接成績をダウンさせる、というとんでもない副作用も持っています。
ストレスを受けると、血液中のコルチゾールというホルモンの濃度が高くなります。
こうした状態が長期間続くと、脳の海馬にある神経細胞がダメージを受けて記憶能力が落ちるのです。
こういった弊害を避けるためにも、ストレスをうまくマネージメントしていかなければなりません。
それにはまず、一体ストレスとはどういうものなのかを理解する必要があります。
世間では漠然とストレスという言葉が使われていますが、リチャード・S・ラザルスとスーザン・フォルクマンは「心理的社会的ストレス・モデル」として「ストレッサー」と「ストレス反応」の関係を明確に示しました。
「ストレッサー」とは、ストレスの原因となること。
「勉強を12時間ぶっ通しでやった」、「会社で上司に怒られた」などです。
ストレス源と呼ばれることもあります。
一方、「ストレッサー」によって体内で生じる変化が「ストレス反応」です。
血圧が上がったり、心拍数が上がったりするのは、典型的な「ストレス反応」です。
受験生の脳からやる気が奪われていくのも、「ストレス反応」の一つなのです。
(©本郷赤門前クリニック吉田たかよし)
受験生が陥りやすい「ストレス関連症候群」
過敏性腸症候群
機能性胃腸障害
筋緊張性頭痛
慢性疲労症候群
起立性低血圧
神経性食欲不振症
神経性大食症
過換気症候群
心因性腰痛
不眠症
パニック障害