受験不眠のストレス判定

(Exam insomnia)


受験の不安やイライラで眠れなくなる症状を、「受験不眠(Exam insomnia)」といいます。

「受験ストレス判定アプリ」を使えば、スマホで「受験不眠」の改善が図れます。

測定したデータの読み方や「受験不眠」の改善方法を解説します!

 

 【受験不眠の改善法】

  ・お風呂に入るベストの時刻

  ・お風呂に入る最適な長さ

  ・勉強の中身の改善法

  ・勉強する科目の選び方

  ・脳機能に効果のある身体のほぐし方

 


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試験が近づいてくると、不安のために眠れなくなるという受験生は少なくありません。

また、受験勉強のイライラのために、眠れなくなる場合もあります。

これが、「受験不眠(Exam insomnia)」と呼ばれる現象です。

 

怖いのは、受験ストレスと受験不眠は、それぞれが原因となることによって悪循環を引き起こすということです。

受験ストレスが原因で不眠になるのですが、その不眠が原因となって、受験ストレスがさらに悪化します。

こうして、受験ストレス⇒受験不眠⇒受験ストレス⇒受験不眠⇒受験ストレス⇒⇒⇒・・・といった具合に、とめどなく悪循環を起こすわけです。

もちろん、この恐ろしい連鎖を断ち切らない限り、合格は勝ち取れません。

 

 


スマホアプリで今すぐ測定!


「受験不眠(Exam insomnia)」かもしれないと感じたら、真っ先にやっていただきたいのが、現在の状態を正確に知ることです。

おすすめは、私が監修している「受験ストレス判定アプリ」で測定してみることです。

 

もちろん、その名の通り、受験ストレスは全般的に判定できるのですが、測定の仕方を工夫すれば、受験不眠の予防や改善に、大きな力を発揮してくれます。

 


受験不眠を防ぐ測定法!


「受験ストレス判定アプリ」は、各科目の勉強法の改善や、一日24時間のリズムであるサーカディアンリズムの適正化など、測定の仕方によって、様々な用途に活用できます。

ここでは、そのうち、「受験不眠(Exam insomnia)」を防ぐための測定法をご説明します。

 

【測定の手順】

1.夜、寝る時刻になったら、ベッドに横になり、5分間ほど、両手の手のひらを、少し強い力で、もみほぐしてください。

2.このとき、できる限り受験や勉強のことは考えず、ボケっとした状態にしておいてください。

3.次に、スマホを使って「受験ストレス判定アプリ」で、メンタル偏差値を測定してください。

4.アプリの使い方は、通常と同じで結構です。

5.測定結果はスマホに自動的に記録されるので、メモを取る必要はありません。

6.測定が終わったら、そのまま寝てください。

 

 


メンタル偏差値の読み取り方!


脳の中にある視床下部は、1日24時間のサーカディアンリズムを刻んでいます。

視床下部の機能が正常に保たれていたら、寝る直前の時間は、一日の中で、最もメンタル偏差値が高くなる傾向があります。

 

さらに、5分間、寝そべった状態で手のひらをもみほぐすと、血液の循環が活発になり、手のひらから熱が放出されます。

その分だけ、脳にたまった熱が捨てられる影響で、脳全体が睡眠のモードに切り替わります。

これにより、寝付きが良くなり、さらに睡眠の質が高まるため、受験生の方は、みなさん、寝る前に手をもむことをおすすめします。

 

注意しなければならないのは、時刻と手をもんだことによる影響で、メンタル偏差値は、本来より、よいデータが出ているということです。

良い判定が出たからといって、安心してはいけません。

 

逆に、にもかかわらず、D判定やE判定が出た場合は、勉強の方法や生活の仕方に、ただちに改善が必要です。

以下の改善策を、毎晩、一つひとつ試してみて、「受験ストレス判定」と繰り返し、あなたにとって最も効果的な方法をみつけてください。

 


受験不眠の改善法!


受験ストレスの判定が悪かった場合、以下の対策を試してください。

 

お風呂に入る時刻

大半の受験生が、寝る直前にお風呂に入っています。

しかし、質の良い睡眠を取るには、寝る2時間前、あるいは3時間前にお風呂に入った方が良いというデータが出ています。

ただし、効果の大きさは個人差が大きいので、お風呂に入る時間を変えてみて、その都度、寝る前に受験ストレスを測定し、比較してください。

 

お風呂に入る長さ

入る時刻だけでなく、どれくらい長くお風呂に入っていたかも、受験不眠に影響します。

一般的には、半身浴で、長い時間、湯船に使っていたほうが、ストレス緩和に役立ちます。

しかし、忙しい受験生にとって、一律に、長く入れというのは、現実的なアドバイスではないでしょう。

やはり、個人差が大きいので、長く入ったときに、どの程度、受験ストレス判定が改善するのか、試してみるのがベストです。

 

勉強の中身の改善

よる寝る直前は、暗記中心の勉強をすべきです。

寝ている間に、覚えたことが効率よく、長期記憶として定着すためです。

逆に、数学の難問、英語や国語の読解などは、脳に過剰なストレスを与えるため、寝る直前にやるのは、望ましくありません。

 

勉強する科目の選び方

嫌いな教科、苦手な分野を勉強すると、受験ストレスが高まるため、やはり寝る前には避けるべきです。

以上は大原則ですが、その他、お一人お一人、脳のタイプが異なるため、夜の勉強の中身を変えてみて、受験ストレス絵の影響を測定しましょう。

 

身体をほぐす

ストレッチやヨガなど、寝る前に身体をほぐすことによって、受験ストレスは改善します。

とはいっても、やはり、忙しい受験生が、みんな一律にやるべきだとは思いません。

いろいろ試して、メンタル偏差値が目に見えて改善した場合のみ、毎晩の日課にしてください。

 


それでも改善しないときは・・・


以上のような対策をしても、なお、受験不眠が改善しない場合は、受験生のうつ症状、「受験うつ」など、脳機能に深刻な問題が生じている可能性があります。

まずは、光トポグラフィー検査など、脳機能についての検査が必要です。

 

たとえ「受験うつ」に陥っていたとしても、磁気刺激治療など医学的に適切な対処をすれば、早期に改善する場合が多いのです。

手遅れになる前に、勇気を出して専門の医療機関を受診してください。