✓ 受験ストレスと脳の疲労、認知のゆがみなどの要因が重なると、脳の認知機能に障害が生じるため、勉強のやる気を出したくても出せない状態に陥ります。
✓ 勉強のヤル気は、脳の「側坐核(Nucleus accumbens)」という部分が中心になって生み出されます!
✓ ストレスは、脳の「背外側前頭前野(DLPFC)」の機能を低下させることで、ヤル気の喪失を生じさせます!
✓ 「背外側前頭前野」への磁気刺激によって、勉強に対するヤル気の急激な回復を図ります!
東京大学本郷キャンパス赤門正面
本郷赤門前クリニック
合格するには勉強が必要だと、頭ではわかっている・・・。
でも、机に向かっても、ちっともヤル気が出ない・・・。
気がついたら、ゲームとスマホで一日が終わってしまった・・・。
そんな悩みを抱えている受験生は少なくないはずです。
これに対し、多くの親御さまは、サボっていると思い、頑張れと強い口調で叱咤激励します。
もちろん、怠けているだけの受験生もいるのは確かです。
でも、受験のストレスが脳機能をむしばみ、脳機能の不調に陥ることよってヤル気が出なくなっている受験生も、今、急激に増えています。
この現実を見落としてはいけません。
脳に原因があるためヤル気が出せなくなっているのですから、叱咤激励などの精神論では、何も解決しません。
むしろ、ストレスが悪化するため、よけいに勉強ができなくなってしまうだけです。
受験勉強などのヤル気は、脳の奥深い部分にある「側坐核(Nucleus accumbens)」と呼ばれる部分が中心になって生み出される仕組みになっています。
このため、「側坐核(Nucleus accumbens)」は意欲の中枢と呼ばれることもあります。
試験で良い点数を取ると、ますますヤル気が出てきますね。
そんな経験が、どなたもあると思います。
良いことがあると、A10神経が快感ホルモンと呼ばれるドーパミンを分泌するため、気持ちよくなるわけです。
同時に、A10神経は「側坐核」にもドーパミンを分泌して、活動を活発にしてくれます。
ヤル気がさらに高まるのは、こうして起こる脳の生理的な現象なのです。
東京大学本郷キャンパス赤門正面
本郷赤門前クリニック
受験のストレスが高まると、脳の様々な部分に障害が生じます。
その中でも、特に受験勉強に大きな打撃を与えるのが、左側の「背外側前頭前野(DLPFC)」と呼ばれる部分なのです。
「背外側前頭前野(DLPFC)」は、オデコの部分にある重要な中枢で、左側と右側で役割が異なります。
受験勉強に特に重要なのは左側の「背外側前頭前野」で、思考力や意思を生み出す他、ヤル気の維持にも重要な役割を担っています。
志望校に合格したいという意思・・・。
そのためには、勉強が必要だという思考・・・。
こうした左側の「背外側前頭前野」の活動を元に、「側坐核」が刺激を受け、受験勉強のヤル気が出てくるわけです。
しかし、受験勉強のストレスで「背外側前頭前野」が機能不全を起こすと、このような仕組みが働かなくなります。
その結果、勉強のヤル気がわかなくなってしまうのです。
これは単なる精神論で解決できるものではなく、脳の機能の問題だということを見落としてはいけません。
Neuroimaging of depression with diffuse optical tomography during repetitive transcranial magnetic stimulation
S Jiang, J Huang, H Yang, R Wagoner, FA Kozel, G Currier, H JiangScientific Reports 11 (1), 7328
脳の検査によって、ヤル気が奪われた原因が「背外側前頭前野」の機能不全にあることが確認できた場合は、磁気刺激治療の効果が期待できる場合があります。
磁気刺激治療とは、頭の外側から磁気のパルスを当てることにより、活動を健康な状態に戻すものです。
アメリカでの治療実績を踏まえ、本郷赤門前クリニックでは、11年前、日本でいち早く、受験うつの治療に取り入れてきました。
この4年ほどで、磁気刺激治療は日本にも定着してきましたが、当院ではさらに進化させ、受験に特化した磁気刺激治療として、普通のうつ病治療では実現が難しい輝かしい合格実績を残しています。
脳のどの部分にどのようなパルスを当てるかは検査の結果次第ですが、受験生がヤル気が急激に低下した場合、左側の「背外側前頭前野」という領域に磁気のパルスを当てる治療法を進化させることで、大きな実績に結びついています。
磁気のパルスを、大脳の灰白質に対して垂直方向に当てると、灰白質に対して水平方向に電場が生じます。
この刺激によって「背外側前頭前野」が、受験ストレスを受ける前の健康な状態に戻る結果、思考力や記憶力とともに、勉強の意欲も回復してくれるのです。
このように、磁気刺激治療をはじめとした最新脳医学治療は、脳の機能を健康な状態に戻すことにより、勉強の意欲を回復させることが可能です。
ただし、合格を確実なものにするには、同時に自分の意志で脳の機能を使いこなす能力も必要です。
そこで、弊院では、受験勉強に特化したCBT治療も取り入れ、両面から合格を勝ち取るプログラムを設けています。
特に、受験勉強のヤル気については、最新脳医学治療(受験うつ)早期合格コースの中に「5つの特別診療」というプログラムを設け、現在の学力よりも1段階高い志望校への合格を実現しています。
精神論に頼った非科学的な受験勉強から脱却し、科学的で合理的な方法を取り入れ、あなたの夢をしっかりと掴み取ってください。