【このページの要点】
・テレビ&スマホの「目隠し」で成績が上がる!
・テレビやスマホを我慢するだけで、ストレスホルモンが増加する!
・「目隠し」をすれば、大脳辺縁系の衝動が起きにくい!
・ダイエットの脳科学研究で効果が実証!
・勉強と休憩のメリハリが脳を育てる!
《吉田たかよし、NHKの『テストの花道』でも、全力解説!》
NHKの『テストの花道』という番組で、勉強の効果を上げる脳科学についてお話させていただきました。
番組をご覧になった方から、本郷赤門前クリニックにお問い合わせを多数いただきました。
ありがとうございます。
テレビで話した内容について、こちらのページで、さらに詳しく解説します!
「テレビもスマホも、我慢して見なければ、勉強に差し障りはない・・・」
そう思っている方が、大半でしょう。
でも、受験の脳機能を専門に扱う心療内科医として、私は断言します。
その考えは間違いです。
たとえ見なくても、勉強部屋にテレビやスマホが存在しているだけで、脳は集中力を低下させ、勉強の効率が下がってしまうのです。
では、集中力を復活させるには、どうしたらいいのか?
その答えが、テレビとスマホに「目隠し」をすることです!
「どういうこと?」と疑問に思ったあなた!
ご安心ください。
わかりやすく解説しましょう!
勉強を投げ出して、テレビやスマホばかりやっているというのは、受験生として論外です。
でも、我慢ができれば、それでいいというものでもありません。
脳は、我慢をするときにストレスが高まり、コルチゾールというストレスホルモンが増えてしまいます。
その影響で、仮に長時間、勉強ができたとしても、脳の認知機能は低下しており、勉強の効率が悪くなっています。
テレビやスマホは、やらないというだけでは不十分です。
受験勉強のためには、我慢することも避けたいのです。
脳の集中力を持続させるためには、テレビやスマホに「目隠し」をすることが効果的です。
「目隠し」とは、目に触れないようにするということです。
スマホの場合は、机の引き出しの中やカバンの中に片付ければ、目に触れません。
テレビの場合は、普段は大きな布で覆っておき、見るときだけ布をめくりあげるようにするのがおすすめです。
こうして勉強中は、我慢を強いられるスマホやテレビを視覚から遮断します。
そうすれば、勉強を投げ出して、スマホやテレビが見たくなるという衝動が起きにくくなるのです。
こうした衝動は、脳の奥深くにある大脳辺縁系という部分が生み出します。
普通に考えれば、引き出しからスマホを出すだけで、あるいは布をめくるだけでテレビが見られるわけですが、こうした思考は、脳の中では前頭前野という高等な領域が行います。
一方、大脳辺縁系は原始的な領域なので、ただ「目隠し」をするだけで衝動が起きにくくなるのです。
実は、こうした脳の仕組みは、ダイエットに関する脳科学研究で解明されました。
お菓子を棚の中に入れておくなど、「目隠し」をするだけで、ダイエットの成功率が大幅にアップしたという研究結果が得られているのです。
テレビもスマホもゲームも、脳への影響は、お菓子とよく似ています。
しっかり「目隠し」をして、脳を勉強に集中させましょう!
受験勉強のために、スマホやテレビを捨ててしまう人もいます。
でも、長い目で見ると、逆効果になる人が大半です。
二度と見られないと思ったら、逆に見たいという衝動が高まり、勉強が手につかなくなるからです。
大事なのは、勉強中は勉強に集中し、休憩中はむしろスマホやテレビに集中して楽しむことです。
こうしてメリハリをつけることが、脳の健康を維持し、さらに脳機能を発達させるコツなのです。
こちらのクリニックでは、最先端の脳機能の検査を行い、お一人お一人の脳の状態に合わせて、勉強の集中力を最大化させる方法をご指導しています。
さらに、これに磁気刺激を組み合わせ、脳をパワーアップさせることで、最短で合格を勝ち取ります。
ぜひ、こちらの専門のコースについて、お気軽にお問い合わせください!!