朝寝坊は受験生の自殺のSOSサイン
受験生の自己愛型自殺
✓ 自殺を図った受験生の行動を分析した調査結果では、その前日までの特徴として、朝寝坊をしていた子どもが圧倒的に多いという結果が得られています。
✓ 朝寝坊をしている受験生が自殺率が高い原因は、「自己愛」が肥大化していることにあります。
✓ 自己肯定感とは自分の欠点さえもポジティブに受け入れる心理状態を指すものですが、これに対しネガティブな心理に導く自己愛の肥大化は正反対の精神状態と言っても過言ではありません。
✓ 自己愛が肥大化すると、受験で失敗する未来が受け入れられず、自殺を図ることで悲劇のヒロインになることでプライドを守ろうとする心理が働きます。
✓ 受験に特化した光トポグラフィー検査などを受けることによって脳機能の状態を詳しく調べ、脳の不調をピンポイントで治すことで、自殺の回避と志望校への合格が可能になります。
皆さんは、自殺に対して、こんな先入観があるかもしれません。
自殺を図る人は、何らかの悩みを抱えていて、それで眠れなくなるものだ・・・。
朝寝坊するようなお気楽な人は、自殺を図ることはないだろう・・・。
確かに以前は、実際にこういう傾向が現実にありました。
しかし、現代の受験生に関しては、そのような先入観は通用しないことがわかっています。
実際に、自殺を図った受験生の行動を分析した調査結果では、その前日までの特徴として、朝寝坊をしていた子どもが圧倒的に多いという結果が得られています。
これは、親の世代の常識とは正反対のイメージかもしれません。
なぜ、自殺のリスクが高い受験生が、朝寝坊をするようになってしまうのでしょうか。
もちろん、長時間の勉強や過剰なストレスから身体が疲れてしまい、睡眠が不足してしまうというのも理由の一つです。
また、受験に対するプレッシャーや自己評価の低さなども原因として挙げられます。
ただし、朝寝坊が受験生の自殺と結びつく決定的に重要な要因は、「自己愛の暴走」なのです。
自己愛が暴走状況に陥っている受験生が、朝寝坊をしていて、その延長状として自殺に繋がることが、驚くほど多いということを、受験生の親御様には頭に入れておいていただきたいです。
さらにこの場合、家族や周囲の人々が受験生の異変に気づかないことが多いく、十分なサポートができていないケースが少なくありません。
これによって起こる受験生の自殺という悲しい結末を防ぐため、自己愛が受験生の自殺を生み出す理由について、ご理解を深めていただきたいと思います。
東京大学本郷キャンパス赤門正面
本郷赤門前クリニック
受験生が入試の前に自殺を図る場合に、その要因としてとても多いのが、自己愛が肥大化していることです。
「自己愛」という言葉からは、自分を愛し、自己肯定感を持つことをイメージする人も多いでしょう。
でも、それは誤解です。
メンタル医学では、「自己愛」とは、自分自身に対する独りよがりな陶酔状態で示す用語です。
自己愛が高まると、悪気なしに自分勝手な行動も許されると考えてしまう傾向があり、様々な問題行動の原因となってしまいます。
このような自己愛に基づく受験生の典型的な行動パターンが、朝寝坊につながることが多いということです。
もちろん、受験生なら、勉強によるストレスが一定の限度を超えると、無意識のうちに快楽を求めて睡眠を優先し、ついつい起床が遅れてしまうのは、よくあることです。
でも、はじめはそんな些細なことであっても、自己愛が肥大化すると受験生本人は朝寝坊を改めようとはせず、そうした行為を何らかの理屈をつけて正当化します。
だから、朝寝坊が常態化してしまうわけです。
浪人生の場合なら、昼夜が逆転してしまうこともあります。
また、現役生の場合も、夏休みには昼夜逆転が見られます。
そのような場合に、自殺を図るという危険な行動に結びつきやすくなるのです。
実際、毎年、夏休み明けの9月1日に子どもの自殺が集中します。
その中に、夏休みの間は昼夜が逆転した生活を送っていたというケースは数多く見受けられます。
また、本当に命を絶とうと思っているのではなく、自殺を図るフリをして親を悲しませようとするということが多いのも、自己愛が肥大化した受験生の自殺の特徴です。
しかし、その行為は決して軽視できることではありません。
本人の意志とは裏腹に、アクシデントによって実際に命を落としてしまうこともあるため、ご家族は油断することはできません。
「自己愛」とは、自分自身への独りよがりな陶酔であるため、自分勝手な行動も許されて当然だと思い込んでしまいがちです。
ですから、自己愛が肥大化すると、自分が優秀な人物であり、一流大学に入ることが当然だと確信するようになります。
しかし、現実がその通りにならないと、自分にとって都合の悪い現実を受け入れることができません。
肥大化した自己愛によってプライドが現実を許すことができないという心理状態に陥ります。
このような状況に直面した受験生たちは、自分自身のプライドを守るために、自殺を図るフリをすることが多いわけです。
自分が悲劇の主人公になることで、自分のプライドを守り、自己愛を肯定しようとするわけです。
このような行動は、外から見ると理解できないものかもしれません。
ですが、自己愛が暴走状態にある受験生にとっては、彼らなりの意味がある行動なのです。
そんな彼らに対して、親御様はどう接すればいいのでしょうか?
まずは、受験生が自殺を図るのは単なる気の迷いなどではなく、彼らなりのロジックに基づいて、精一杯、自分のプライドを守るために行動していることを理解してあげるべきです。
決して自己愛が肥大化していることを責めたり、非難したりしないでください。
彼らの心を理解し、その支えになってあげることが、受験生の自殺を防ぐ第一歩となるのです。
親が手を差し伸べようとすると、自己愛が肥大化した受験生の多くが、「放っておいてくれ!」といいます。
でも、その言葉を真に受けて本当に放っておいてはいけません。
受験生の自己愛が過剰になると、親だけでなく、学校の同級生など周りの人々との関係性も損なわれ、孤独感や虚しさを抱えることも少なくありません。
受験生の年代では、本来ならば友達や家族と一緒に悩みを語り合ったり、励まし合ったりすることが大切です。
しかし、自己愛が強すぎると、他者との協力関係を築きにくくなるため、自分だけで問題を解決しようとする状況に自ら追い込んでいることが多いのです。
そんな受験生を最後に救うことができるのは親御様だけなのです。
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受験生の自己愛型の自殺を防ぎ、さらに志望校への合格を実現するには、受験生の脳機能に生じている障害を、正しく把握することが決定的に重要です。
自己愛が過剰に膨らむと、勉強のヤル気が極端に低下したり、親に対して暴言を吐くようになるということもよく見られる症状です。
これらの根本的な原因は、単なる感情の問題ではなく、実は受験生の脳の不調にあるのです。
これを突き止めて解決しない限り、早期に回復させて合格を勝ち取るということは絶望的です。
ただし、脳で起こっている具体的な問題は、受験生お一人お一人さまざまです。
自己愛が過剰に膨らんだ受験生は、全員、こうすればいい・・・といった決めつけは、脳科学的にはまったく間違いです。
正しく原因をつかむには、受験勉強に必要となる脳機能自体を検査しなければなりません。
そのために絶大な効果を発揮してくれるのが、「受験に特化した光トポグラフィー検査」です。
これによって、脳機能そのものを治療すれば、勉強のヤル気も親への暴言も含め、症状は自動的に回復してれます。
また、受験勉強の中身も、脳機能にピッタリあった方法に見直すこともできますので、成績の底上げにも役立ちます。
実際、受験に特化した光トポグラフィー検査のデータに基づいて適切な対処をした結果、脳が不調になる前よりさらに成績がアップした受験生も、決して少なくありません。
こうした実績を踏まえ、弊院では2020年より、「ヤル気アップ特別診療」という専門のプログラムもスタートさせました。
勉強のヤル気を高めることは、とりもなおさず、自己愛の肥大化を食い止めることにもなります。
ですから、自己愛の暴走に基づく自殺を未然に防ぐ効果もあるわけです。
「受験に特化した光トポグラフィー検査」とは、波長が800~2500μmの近赤外光(near infrared radiation)という光を頭に当てて、受験勉強に必要な大脳新皮質の各エリアの活動状態を検出するものです。
近赤外光は、人体にとってまったく安全であり副作用もありません。
このことは、医学的に完全に証明されています。
当院では、光トポグラフィー検査のデータに加え、最新の脳機能の検査を併用し、受験生一人ひとりの脳の特性にピッタリあって勉強の方法とスケジュールを作成しています。
これによって「受験ストレス」が生じにくい勉強に切り替えると、意欲や情熱が回復してくれるのです。
以上に加えさらに、磁気刺激をはじめとした最新脳医学治療を行い、脳の意欲の中枢を磁気のパルスで直接刺激をすると、驚くほど短期間に、受験生がメンタルトラブルから立ち直る場合もあります。
最短では、わずか2週間で、別人のように粘り強く勉強できるようになり、成績の飛躍的なアップを実現できたケースもあります。
まずは、お気軽に案内資料をご請求ください。
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