(このページの要点)
・スマホで調べて記憶する勉強法が効率よく脳を育てる!
・疑問を持ったら、スマホで調べる前に仮説を立てる!
・仮説を立てれば、脳内でアハ体験が生じ、思考力が高まる!
・アハ体験を伴った記憶は、生涯、忘れることはない!
・英単語も語源を検索すれば、アハ体験で長期記憶に変換される!
『 スマホ勉強革命(青春出版社)』吉田たかよし著
CBC「北野誠のズバリ!」という番組で、「記憶力をアップさせるスマホ勉強法」をご紹介させていただきました。
私のクリニックにも多くのお問い合わせをいただき、番組の影響力の大きさに大感激しているところです。
せっかくなので、番組でお話した内容をご紹介します!
(12月28日放送)
教科書の丸暗記では、頭は良くならないですね。
何でも疑問を持って、それをスマホで調べて脳を刺激すると、記憶力が高まるというデータが出ています。
つまり、効率よく勉強できる脳を育むことができるんです。
その効果は抜群!
私のクリニックで導入したら、東大や医学部への合格率が飛躍的に伸びました。
具体例として、一昨日、私がクリニックで受験生にスマホ勉強法を指導したときの様子をご紹介しましょう。
ちょうどクリスマスの当日だったので、「クリスマスイブは、なぜ、クリスマスの前の日の夜なのか?」が話題に上りました。
こういう疑問を持ったら、いきなり調べてはいけません。
まず、受験生なりに自分で考えて、仮説を立ててもらいます。
この受験生の場合は、
「クリスマスの夜は、もう終わりだと思うと寂しくなっちゃう。でも、前の夜だとワクワクして楽しめるから、クリスマスイブになったんだと思います・・・」とのこと。
理屈は通ってますよね!
仮説としては、100点を上げたい!
こういうふうに仮説を立てると、脳内では、「アハ体験」が生じます。
「アハ体験」とは、納得したときに、脳の中で激しい電気のインパルスが駆け巡ることです。
その瞬間、思考力が一気に高まるので、頭がよくなってくれるわけです。
さらに、仮説を立てた後に、今度はスマホに「クリスマスイブ、前の日の夜、理由」とつぶやけば、一瞬にして正解の答えが検索できます。
ちなみに、スマホの検索結果を見たら、西洋では昔、一日の区切りは日没で、夕暮れから次の夕暮れまでが一日だったということが、すぐわかります。
つまり、クリスマスイブは、前の日の夜という意味ではなく、クリスマス当日の夜という意味なんですね。
スマホでこれを知って、受験生の女の子は、「へえ~!!!」と、すごくいいリアクションをしてくれました。
もちろん、驚きとともに納得した瞬間に、猛烈なアハ体験が、また起きたわけです。
こういうアハ体験を伴った記憶は一生と忘れないことが、脳科学の研究で証明されています。
このテクニックは、どんな勉強にも応用できます。
たとえば、英単語もアハ体験で効率よく記憶できるんです!
英単語の後に、「語源」とつぶやけば、その英単語が、どうして、そういう意味になったのか、すぐにわかります。
そのアハ体験によって、英単語を確実に記憶できるわけです。
英単語の丸暗記なんて愚の骨頂ですので、今すぐ、スマホの勉強に切り替えるべき。
これは、どんなスマホでも簡単にできることです。
もちろん、特別なアプリもいりません。
ぜひ、この本で、勉強に革命を起こしていただきたい。
“勉強の敵"スマホが
脳の仕組みに適した使い方で
最強の武器に変わる!
⇒スマホのカレンダー機能を活用すれば、自分のスマホが「優秀なメンタルトレーナー」になり、前向きな気持ちでバリバリ勉強に取り組める心に変わります!
⇒「スマホは集中力を低下させる」というのがこれまでの常識でしたが、スマホのタイマー機能を活用して集中力を大きく向上させることができます!
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⇒スマホの検索機能を使ったちょっとした工夫で、脳に効率よく記憶を残すことができます!