(このページの要点)
・スマホで勉強のオンとオフをコントロールすると成績が上がる!
・ダラダラ勉強は脳と心を劣化させ、入試直前に成績が急降下する!
・脳科学的には、集中力とは勉強の速度に相当する!
・スマホのカレンダー機能を使えば、集中力の自己管理ができる!
・集中力の一日のリズムで自分の脳のタイプが診断できる!
「いつも集中力を高めたいです!」
そう言って、私のクリニックを訪れる受験生が多いんです。
でも、脳科学的には、大きな間違いがあります。
人間の脳には、集中力を持続できる限度があります。
勉強中、最大限に集中力を高めたほうがいいのは、当たり前のこと。
でも、受験を勝ち抜く上で、休み時間に、できる限り短時間で脳を回復させることも重要です。
スマホを上手に利用すれば、脳は、このオンとオフの切り替えが明確にできるようになり、
受験勉強の能率が大幅にアップしてくれます!
詳しくは、『 スマホ勉強革命(吉田たかよし著)』[青春出版社]をご参照ください!
脳にとっても、心にとっても、最悪なのが「ダラダラ勉強」です。
クリニックで受験生の認知機能を測定すると、記憶力や思考力が、例外なく低下しているのがわかります。
さらに、がまん強く頑張るためのストレス耐性も劣化しているというデータも出ます。
この場合は、うつ病になるリスクも高まり、特に入試の直前に失速し成績が急降下することが多いのです。
早急に勉強の仕方を見直すが必要があります。
勉強しているときは、思いっきり勉強に集中する・・・。
休んでいるときは、思いっきり休んで、脳をすみやかにリカバリーさせる・・・。
この最適な組み合わせが、受験生を合格に導くのです。
集中力を正しく自己管理するには、まず、自分の集中力がどのように変化するのか、知ることが必要です。
私は、毎日、受験生を問診しているわけですが、
私の指導を受ける前の受験生は、ほぼ全員が自分の集中力を間違って認識しています。
大半の受験生は、長時間、勉強できた日が、集中力が高かったと感じています。
これは、とっても危険な勘違いです。
勉強の集中力とは、脳科学的にいえば、単位時間あたりの学習量、つまり学習の速度に相当します。
自動車で言えば、まさしく速度です。
時速60キロとは、1時間あたり60キロメートル進んだということ。
60キロメートルを移動するにも8時間もかかったら、速いとは言えませんね。
勉強もまったく同じです。
時間で勉強の成果を評価している人は、ダラダラ勉強になりやすいのです。
普段、こういう勉強をしている人は、試験でも、ダラダラ問題を解くので、結局は時間がなくなって失点をしてしまうものです。
詳しくは、『 スマホ勉強革命(吉田たかよし著)』[青春出版社]をご参照ください!
集中力を正しく知るために、スマホはとっても便利な道具です。
勉強の集中力を自己採点し、それをスマホにカレンダーに入力すれば、1日の中でどう変化したのかがわかります。
慣れれば、所要時間はわずか5秒です。
これなら、忙しい受験生でも負担になりませんよね。
実は、集中力の1日のリズムを見ると、自分自身の脳が、どういう勉強に適した脳なのかた診断できるんです。
うつ病の中で、「メランコリー親和型うつ」という病気は、朝は症状が重く、夜になると回復する傾向があります。
一方、「ディスチミア親和型うつ」という病気の場合は、その正反対の傾向があります。
実は、うつ病とは無関係な健康な人でも、受験勉強のようにストレスを感じながら勉強していると、これに類似した傾向の格差があることが現れることがわかってきました。
つまり、健康な受験生であっても、一日のリズムから自分の脳のタイプを知っておくことが、自分の脳にあった適切な勉強の仕方を見つける上で、とても重要なのです。
詳しくは、『 スマホ勉強革命(吉田たかよし著)』[青春出版社]をご参照ください!
スマホの場合、クリック1回で、カレンダーを週単位や月単位に切り替えることができます。
この機能を利用すれば、勉強の集中力の週単位、月単位のリズムも簡単に把握することができます。
たとえば、
・週末にダレてしまう。
・金曜日に疲れが溜まってくる。
・期末試験の3週間前は油断しすぎで、1週間前は焦りすぎ。
こんなことが、スマホを眺めただけでわかるわけです。
もちろん、こうした問題を解決する対策もわかります。
さらに、そもそも問題に気づいて直視するするだけで、集中力は半分以上が解決します。
スマホを使った集中力アップ!
具体的にどうやればいいのか、詳しくは、『 スマホ勉強革命(吉田たかよし著)』[青春出版社]をご参照ください!
“勉強の敵"スマホが
脳の仕組みに適した使い方で
最強の武器に変わる!
⇒スマホのカレンダー機能を活用すれば、自分のスマホが「優秀なメンタルトレーナー」になり、前向きな気持ちでバリバリ勉強に取り組める心に変わります!
⇒「スマホは集中力を低下させる」というのがこれまでの常識でしたが、スマホのタイマー機能を活用して集中力を大きく向上させることができます!
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⇒スマホの検索機能を使ったちょっとした工夫で、脳に効率よく記憶を残すことができます!