スマホで勉強革命!


スマホは使い方を変えれば、

勉強に革命を起こす最強の武器になる


(このページの要点)

・大学入試や資格試験の合格は、スマホの使い方で決まる!

・スマホは脳の拡張装置なので、正しく使い勉強力アップ!

・検索機能で脳の連想力を刺激すれば、記憶力が高まる!

・カレンダー機能で、メンタルトレーニングができる!

・タイマー機能を使えば、集中力を倍増できる!

 

『 スマホ勉強革命(青春出版社)』プロローグより


 

  私が院長を務める本郷赤門前クリニックは、その名の通り東京大学本郷キャンパスの赤門前にある、日本で初めての受験生を専門に扱う心療内科クリニックです。

 

やる気や集中力・記憶力の低下といった脳機能のトラブルを解決するだけでなく、脳科学とメンタル医学を応用した勉強法の指導をし、試験合格まで脳をサポートしていくのが私の仕事

 

そのため、私のクリニックには、中・高・大学・大学院受験、TOEFL・TOEICなどの受験生はもちろん、司法試験・医師国家試験・国家公務員試験・税理士・行政書士など各種資格試験、昇進・昇格・昇任試験を受ける社会人の方も多く来院されます。

 

 

近年、若い世代に目立つのが、スマートフォン(スマホ)の影響です。

診療は毎日がスマホとの戦い。

ほぼ全例がスマホの使いすぎで成績を落としていると言っても過言ではありません。

 

 

以前の私は、彼らからスマホを取り上げることばかり考えていました。

時間を無駄にするだけでなく、スマホ依存症からうつ病にいたるまで、不適切なスマホの使用が脳に多大なる弊害を生じているケースをたくさん診てきたからです。

 

 

しかし、スマホの弊害をいくら説いても、なかなかスマホを手放してはくれません。

無理に取り上げたら、イライラして周囲に暴言を吐いたり、家で暴れたり……。

結果として、勉強しないどころか逆効果にしかならないことを日々の診療で身をもって実感したのです。

 

 

 

◇スマホを「やめる」のではなく、脳に最適な形で「正しく使う」

 

そこで、数年前から発想を転換し、勉強にスマホを積極的に活用していく方針に切り換えました。

どうせ使うなら、脳に最適な使い方をする、脳の働きをよくする方法で使うというのが現在の私の方針です。

この方針を徹底すれば、スマホという新しいツール(道具)によって、勉強法の幅がぐんと広がり、成績の大幅なアップにつながるのです。

 

 

ただし、みなさん、だからといって、やみくもにスマホを使って勉強しようとは考えないでください。

通常のやり方だと、確実に脳のパフォーマンスを下げてしまいます。

 

それは、なぜか。

後ほど詳しく解説しますが、スマホが近くにあるだけで、脳は無意識のうちにスマホを使う準備をしてしまい、家電の待機電力と同じように、脳のワーキングメモリ容量を無駄に使ってしまうからです。

 

テレビやエアコンなどの家電は、スイッチを入れたらすぐに作動するように待機電力を消費していますよね。

私たちの脳も同じように、LINEメッセージなどが来たらすぐに反応できるように脳の機能を待機させています。

その結果、脳のワーキングメモリ(作業記憶)が低下してしまうのです。

 

脳をスマホの受信に待機させておくと、目の前の勉強に対する集中力が低下するだけでなく、記憶力や情報処理能力まで低下するというデータが発表されています。

 

 

 

 

◇試した人から、いきなり成績が上がる理由

 

本書では、脳をダメにする危険なスマホの使い方、あるいは逆に、勉強の効率を上げる脳に良い使い方について、脳科学やメンタル医学に基づき解説していきます。

 

実は、脳とスマホは、相性がいい。

なぜなら、脳もスマホも、やっていることは、どちらも情報処理。後述しますが、スマホは脳の拡張装置としての役割を担っているからです。

 

パソコンの機能を拡張すると、パフォーマンスが飛躍的に向上するように、脳にとって増設装置としての機能を果たしているのがスマホにほかなりません。

その本来、脳が担うべき機能をスマホに求めてしまうから、スマホ依存に陥りやすいわけです。

 

でも同時に、勉強を効率化できる理由もそこにあります。

スマホを上手に使いこなすことによって、脳の機能が増設されるから、勉強の効率も飛躍的に上がるのです。

 

 

このことに気づいたとき、私は目からウロコが落ちる思いがしました。

以降、スマホに依存しない工夫をしながら、積極的にスマホを活用する勉強法を次々に考案してきました。

本書では、その中から実際にクリニックに来る受験生にも試してもらって、大きな実績を残した例をご紹介していきます。

 

例えば、

メンタル強化カレンダー通知法

……スマホのカレンダー機能を活用すれば、自分のスマホが「優秀なメンタルトレーナー」になり、前向きな気持ちでバリバリ勉強に取り組める心に変わるのです。

→本書PART4(メンタル強化編)

 

検索&連想記憶術

……スマホの検索機能を使ったちょっとした方法で、驚くほど脳に記憶を残すことができるのです。

→PART2(記憶力アップ編)

 

集中力向上タイマー術

……「スマホは集中力を低下させる」というのがこれまでの常識でしたが、このスマホのタイマー機能を利用した方法で、集中力を大きく向上させることができます。

→PART3(集中力アップ編)

 

こうして「スマホで脳の機能を拡張する」ことによって、勉強の効率を上げる本書のやり方は、まさしく勉強革命だと私は自負しています。

ぜひ、この本で、あなたの脳を飛躍的に進化させる勉強革命を成し遂げてください。

 

 

本郷赤門前クリニック院長・医学博士 吉田たかよし

 


“勉強の敵"スマホが

脳の仕組みに適した使い方で

最強の武器に変わる! 

 

◎脳のやる気を引き出したい

⇒スマホのカレンダー機能を活用すれば、自分のスマホが「優秀なメンタルトレーナー」になり、前向きな気持ちでバリバリ勉強に取り組める心に変わります! 

 

◎ダラダラ勉強を解消したい

⇒「スマホは集中力を低下させる」というのがこれまでの常識でしたが、スマホのタイマー機能を活用して集中力を大きく向上させることができます! 

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◎覚えたことをすぐに忘れてしまう

⇒スマホの検索機能を使ったちょっとした工夫で、脳に効率よく記憶を残すことができます! 

 

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