親が生み出す受験ストレス(Maternal exam stress) 吉田たかよし【本郷赤門前クリニック】



 このページの要点は? 

 

 ✓   母親が子どもの受験ストレスを悪化させる症例(Maternal exam stress)が増加しています。

 

 ✓   親の虚栄心や空虚な期待感が、お子さんの受験ストレスを生み出す原因になっています。

 

 ✓   「うるさい!」「ほっといてくれ!」と受験生が口にするようになった場合、親が生み出す受験ストレスのSOSサインかもしれません。

 

 ✓   「ほっといてくれ!」と言われたからといって、その言葉の通りに子どもをほうっておくと、「受験うつ」に進行する危険があります。これは適切な対応とは言えません。

 

 ✓   まずは、親自身がメンタル面における安定を取り戻すのが先決です。そのうえで、メンタル医学と脳医学に基づいた正しい方法で子どもを支えてあげましょう。

 

 ✓   親のメンタルが子どもの成績アップの障害になっている場合は、子どもの潜在的な学力は見かけの成績よりも高い場合が多く、適切な対処に切り替えることによって難関校に合格する例が数多く出ています。

 

 

 

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親が生み出す受験うつには、こちらが効果的です!

イライラ対策特別診療


受験ストレスの本当の原因が母親であるケースが増加しています!


わが子が受験ストレスによって成績を急降下させたら、ご両親、とりわけお母様は、心配でいたたまれない気分になるものです。

 

しかし、こうしたケースについて心療内科医が親子カウンセリングを行うと、実は、“母親自身”が、お子さんの受験ストレスの原因になっている場合がとても多いということが浮き彫りになります。

 

これが、母親由来の受験ストレス(Maternal exam stress)です。

子どもを志望校に合格させるために、母親が良かれと思ってやっていることが、逆に足を引っ張ってしまっていという、なんとも皮肉なことが現実に起きているのです。

 


母親もストレスが高まり、「親子受験うつ」の状態になる場合もあります!


特に注意していただきたいのは、単なる受験ストレスではおさまらず、さらに悪化し、お子さんが「受験うつ」に追い込まれてしまっているケースもあることです。

 

とりわけ深刻なのは、母親もストレスが高まり、「親子受験うつ」と呼ばれる状態に陥っていることも少なくないということです。

しかも、問診をすると、ほどんどの場合、母親自身に自覚はありません。

 

 

誤解してほしくないのですが、お母様を批判すると気持ちはまったくありません。

これは、子どもへの愛情の深さゆえに起こることだからです。

 

 

とはいえ、お子様が入試で合格を勝ち取るには、まずはこうした状況に陥っていることに気づく必要があります。

子どもの成績が下がってしまったときは、ぜひ、ご両親は、自分たち自身のメンタル面に問題はないのか、今一度、セルフチェックをしていただきたいと思います。

 

 

 

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受験ストレスを生み出す母親の空虚な期待に注意!


親として愛するわが子の能力を信じ、志望校に合格してほしいと願うこと自体は、決して悪いわけではありません。

また、こうした感情を控える必要もありません。

 

弊院での実績を分析しても、「親が強い思いを持っている家庭のほうが、子どもの合格率が高い」という明確な結果が出ています。

 

 

しかし、問題なのは、親の認識がお子様に関して現実を真正面から直視したものではなく、空虚な期待だけが空回りたものになっている場合が多いということです。

子どもの脳の状態や学習の問題点を把握することがおろそかになり、親としての願望だけが独り歩きをしている状態がメンタル面の問題を引き起こすのです。

 

 

しかも、親自身が、そのことにまったく気づいていない場合が少なくありません。

 これに子どもの脳機能の不調が重なると、受験ストレスが一気に吹き出します。

 

なぜなら、子どもの脳には、親の期待を受け止め、自分に対して親の気持ちをひきつけることによって生き残りを図るという本能が組み込まれているからです。

こうした子ども特有の脳の特徴が暴走する形で、成績の急落が起きるということがわかってきました。

 

 

語弊があるかもしれませんが、この現象をわかりやすく言い換えると、お子様の成績が下がってしまうというよりも、お子様の脳が、無意識下の現象ではありますが、わざと成績を下げることで、現状の親子関係に対してSOSサインを発しているということです。

 

 

 


親自身の虚栄心の投影が最も危険!


母親由来の受験ストレス(Maternal exam stress)で最も危険なのは、母親が自分自身の虚栄心を満たすために、子どもの受験に期待をかけることです。

 

 

心の奥底でライバル心を感じている親族や知人の子どもより、偏差値の高い大学に受かってもらいたい・・・。

職場の中で、「○○大学に受けるなんて、あなたのお子さんは頭がいいんだね!」といってもらいたい・・・。

 

そんな気持ちを持つのは、聖人君子ではない普通の親なら、当たり前のことです。

でも、プレッシャーでメンタルが押しつぶされそうになっている受験生には、これが何よりも苦痛で、大きなストレス源になってしまうのです。

 

 

カウンセリングを行うと、大半の母親は、「そんな気持ちは持っていません」とおっしゃいます。

でも、無自覚であること自体が、問題をさらに深刻化させているのです。

 

 

もちろん、わが子の受験に期待をかける本質は、母親としての愛情が大半でしょう。

ただし、母親自体は無自覚でも、心の奥底に虚栄心は大なり小なり、あるはずです。

 

愛情100%、虚栄心0%だという親御様に、少なくとも私自身のカウンセリングでは、出会ったことがありません。

 

こうした心理に、母親自身ではなく、受験生本人が敏感に感じ取り、「虚栄心を満たす道具」としての役割を担わされていることに耐えきれなくなるわけです。

 

 


「うるさい!」「ほっといてくれ!」は、子どもの脳のSOSサインです!


親が受験ストレスの原因になっている場合に、必ずと言っていいほど、子どもに現れる症状があります。

それは、親に対して、「うるさい!」、あるいは「ほっといてくれ!」という暴言を吐くことになるということです。

 

 

もちろん、単に子どものシツケが行き届かず、こうした暴言を吐く場合は、受験ストレスの原因が親だと決めつけることはできません。

しかし、幼いころは親の言うことをよく聞く真面目な性格だったお子さんが、このような暴言を吐くようになった場合は、親に対する受験ストレスのSOSサインだと思ってください。

 

 

放置しておくと、取り返しのつかない「受験うつ」に進行してしまいます。

あるいは、すでに「受験うつ」の初期段階に陥っているかもしれません。

この場合は、医療機関による専門の診断と治療が必要です。

 

 


本当にうるさいわけではなく、子どもの脳のストレス耐性が原因!


子どもが「うるさい」といっても、もちろん、本当に親の声が大きくて、うるさく感じているというわけではありません。

親のストレスを子どもが無意識に感じ取り、それが親から子どもへと転嫁されるのを拒否したくて、「うるさい」と言っているのです。

 

 

勉強の仕方や生活について、親は子どものためを思って声をかけているはずです。

しかし、その言葉の中に、親の虚栄心や空虚な願望を感じ取ると、子どもの脳は、それを拒否するために親の声を不快に感じ、それが、「うるさい」という言葉として現れるのです。

 

 

もちろん、適切な対処は、小さな声にすることでもなければ、子どもに声をかけないということでもありません。

 

このようなケースでは、むしろ、子どもは心の奥底では、親の支えを求めているケースが大半です。

子どもの脳機能を正しく理解するとともに、まずは親自身が自分のストレスを適切にコントロールすることです。

その上で、子どもに真に役立つアドバイスをしてあげましょう。

 

 


「ほうっておいてくれ!」は「反動形成」の心理機構が生み出すものです!


子どもが「ほうっておいてくれ!」と言うから、ほうっておくようにしているという親も少なくありません。

でも、これも適切な対処だとは言えません。

 

 

子どもは、受験ストレスのSOSサインとして、「ほうっておいてくれ!」といっているのです。

 

これは、一種の「反動形成」だと考えられます。

反動形成とは、本心と逆のことを口にするという人間心理が抱えている性質です。

 

 

小学生の男の子が好きな女の子をイジメてしまうのは、反動形成の代表例です。

イジメたからと言って、その女の子を本心から憎んでいるわけではなく、むしろ、本心はその正反対で、淡い恋心を抱いている場合が大半です。

 

 

親に放っておいてくれというのは、まったく同じ心理機構によるものです。

 

本当は、かまってほしい・・・。

しかし、それは、親の虚栄心を満たすためであっては困る・・・。

現実とは違う親のピント外れの期待でもダメ・・・。

 

その結果として、「ほうっておいてくれ!」というイライラした暴言となって現れるのです。

 

 

 

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「親子カウンセリング」+「脳医学に基づく特別診療」


本郷赤門前クリニックでは、必要に応じて「受験ストレス”親子”カウンセリング」を積極的に取り入れています。

親子でカウンセリングを受けていただく理由は、受験生ご本人だけでなく、親御様にも受験ストレスの症状が現れていることが多いためです。

 

 

ただし、世間で多く行われているような単なる心理分析に基づくカウンセリングだけでは、お子さんの合格は勝ち取れません。

受験生の脳の状態を医学的に分析し、脳機能の面から改善を図るのが、合格への最短のルートです。

また、不適切な親子関係についても、原因として脳機能の不調が関わっている場合が少なくありません。

 

 

そこで当院では、メンタル医学と脳科学を応用して志望校への合格を勝ち取る「5つの特別診療」を併用してお受けいただくことをおすすめしています。

その中でも、親に起因した受験ストレスに対して、とりわけ大きな効果を得られるのが「②イライラ対策特別診療」なのです。

 

こうして専門的な診療と親子カウンセリングを組み合わせることで、望ましい親子関係の再構築と志望校への合格という2つの成果を短期間のうちに達成できます。

 

 5つの特別診療 

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「5つの特別診療」で脳を最適な状態に戻す!


5つの特別診療によって、望ましい親子関係の再構築と志望校への合格が、どうして早期に実現できるのか?

その鍵を握っているのが、脳の各エリアの働きがグラフとして表示される「受験に特化した光トポグラフィー検査」です。

 

どうして親子関係に問題が生じるのか・・・?

どうして成績が急落するのか・・・?

 

こうした問題の解決を、主観に基づく心理的な解釈だけに委ねるという従来のやり方は、効果的な方法だとは言えません。

いずれも根本的な原因は脳が生み出す現象なので、解決への処方箋も脳機能の分析から読み取るべきなのです。

この点で、とても有益な情報を与えてくれるのが、「受験に特化した光トポグラフィー検査」なのです。

 

特に見落としてはいけないのは、単なる受験ストレスにとどまらず、子どもが「受験うつ」に陥っているケースです。

お子さんが、「うるさい!」「ほうっておいてくれ!」という場合、言葉自体は元気があるように感じるので、親は「受験うつ」とは無関係だと間違って判断しがちです。

しかし、現実には受験うつに陥っている場合が多く、これについても、光トポグラフィー検査が極めて有効です。

そこで、本郷赤門前クリニックでは、まずはこの検査だけでもお受けいただくことを強くおすすめしています。

 


親子カウンセリングと磁気刺激治療の組み合わせで志望校へ合格!


弊院では、親子カウンセリングと5つの特別診療・磁気刺激の組み合わせで志望校へ合格を勝ち取る専門のプログラムを設けています。

 

【親子カウンセリング+磁気刺激治療・早期合格コース】

 ・カウンセリング(受験に特化した認知行動療法) ⇒ 親子で受けていただく!

 ・磁気刺激治療(ヤル気・記憶力・思考力のアップ) ⇒ 受験生に受けていただく!

 ・5つの特別診療 ⇒ 受験生に受けていただく!

 

カウンセリングを親子で受けていただく理由は、親もメンタル面のコンディションを回復させると、それがお子さんに増幅する形で影響し、飛躍的に成績が良くなるケースが多いためです。

親の治療は、お子さんの合格にも役立つということを忘れないでください。

 

これに加えて、5つの特別診療や磁気刺激治療によって、お子さんの勉強のヤル気・記憶力・思考力をアップさせると、志望校への合格という夢が一気に現実になります。

また、親子関係についても、お子さんの脳の働きが正常化すると、一気に改善する場合が少なくありません。

 

弊院の「磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コース」の特別コースとして設けています。

お気軽に資料請求をしてください!

 

【親子カウンセリング+磁気刺激治療、早期合格コース】

資料請求 ⇒ クリック!

 

 

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