✓ 受験ストレスによって、非合理的な思考パターンに陥る「認知のゆがみ(Cognitive distortion)」が生じます!
✓ 「認知のゆがみ」によって記憶力や判断力も低下するため、これによって入試に落ちる受験生が続出しています!
✓ 「認知のゆがみ」を自己診断できるセルフチェックシートを掲載しています!
✓ チェックシートの18の項目を使って3分で自己診断ができます!
✓ 受験生が陥りやすい「認知のゆがみ」は6つのタイプ(Cognitive distortion type)があり、セルフチェックでどのタイプなのかが分かります!
✓ 認知のゆがみの最新治療と、克服して合格を勝ち取る方法を解説します!
受験ストレスが増すと、極端に非合理的な思考パターンに陥ってしまう精神病理の現象をもたらすことがあり、「認知のゆがみ(Cognitive distortion)」と呼ばれています。
これにより、認知機能をさらに低下させることで、記憶できなくなったり、深く思考するのが困難になったりします。
近年、こうした現象が、受験で失敗してしまう大きな要因になっていることが、明らかになってきました。
「認知のゆがみ」から脱するには、まず、受験生がどのタイプのゆがみに陥っているのか、自分で知ることが必要です。
そのために開発されたのが、以下の「認知の歪みを見抜く受験生セルフチェックシート(Cognitive distortion questionnaires )」 です。
18のチェック項目にそってセルフチェックをするだけで、以下の6種類の認知のゆがみが、それぞれどの程度なのか、スコアがわかるようになっています。
①全か無か思考! (all-or-nothing thinking)
②感情的決めつけ思考! (emotional reasoning)
③先読みの誤り思考! (the fortune teller error)
④すべき思考! (should thinking)
⑤マイナス化思考! (disqualifying the positive)
⑥誤った自己責任化思考! (personalization)
以上の6つは、うつ症状などで見られる認知のゆがみの中でも、特に受験生の多く現れるものです。
受験生がメンタル面で不安定になったり、スランプに陥って成績が急降下した場合は、この6つのいずれかの認知のゆがみが生じていることが多いのです。
また、受験うつなど、メンタル面や脳機能の不調を見つける上でも、極めて重要な項目です。
まずは、以下の「認知の歪みを見抜く受験生セルフチェックシート」を使って、どの項目が該当するか、自己診断をしてください。
【認知の歪みを見抜く受験生セルフチェックシート】
(Cognitive distortion questionnaires )
以下の項目について、それぞれ採点基準に沿って点数をつけてください!
採点基準
・まったく当てはまらない ⇒ 0点
・あまり当てはまらない ⇒ 1点
・やや当てはまる ⇒ 2点
・とても当てはまる ⇒ 3点
チェック項目①
合格するか不合格になるかの見通しが曖昧な状態はとても辛く、受かるか滑るかはっきりさせないとイライラする!
チェック項目②
たった一問でも問題が解けないと、全ての問題が解けないように感じてしまう!
チェック項目③
具体的な根拠はないのに、受験で失敗してしまうと思い込んでしまうことが多い!
チェック項目④
どの問題集も、「必ず、終えなければならない」と考え、自分にプレッシャーを与えてしまう!
チェック項目⑤
根拠もないのに、周りの人は、自分が勉強できない人間だと思っていると感じてしまう。
チェック項目⑥
勉強がはかどらないと 、すべて自分のせいだと考えてしまうことが多い!
チェック項目⑦
勉強ができる人とできない人のどちらかに分けて考えることが多い!
チェック項目⑧
友だちは勉強すると実力がつくのに、自分は勉強しても実力がつきにくいと感じる!
チェック項目⑨
試験で問題を間違えると、何度も同じ間違いを繰り返してしまうように感じる!
チェック項目⑩
「あのときに、これを勉強すべきだった・・・」などと過去のことを考えて、後悔してしまうことが多い!
チェック項目⑪
問題が解けないと、私は学力がない人間だと決めつけてしまう!
チェック項目⑫
勉強が進まない時に 自分が勉強に向いていない人間だと考えてしまうことが多い!
チェック項目⑬
自分は志望校に必ず受かる人間なのか、必ず不合格になる人間なのか、どちらかに極端に考える方である!
チェック項目⑭
問題が解けたとしても、今回に限って解けただけのことで、次回は解けないような気がしてしまう!
チェック項目⑮
根拠はないのに、成績はこれからドンドン悪くなる一方だと考えてしまう!
チェック項目⑯
一度、立てた勉強の計画は、どんなに無理があってもやり遂げるべきだと思うことが多い!
チェック項目⑰
先生や友だちのちょっとした言動をきっかけにして、私は受験に失敗する人間なのだと感じて落ち込む!
チェック項目⑱
問題が解けない時、自分の頭が悪いためだと考えてしまう!
それぞれ、3つの項目のスコアを足し算してください。
これが、各認知のゆがみの大きさを示す指数です。
点数をメモしておき、カウンセリングの際にお持ちください。
認知行動療法によって歪みを矯正し、適切な認知機能を回復させ、合格につなげます。
①全か無か思考!
(all-or-nothing thinking)
該当する項目 ⇒ チェック① + チェック⑦ + チェック⑬
スコア= 点
②感情的決めつけ思考!
(emotional reasoning)
該当する項目 ⇒ チェック② + チェック⑧ + チェック⑭
スコア= 点
③先読みの誤り思考!
(the fortune teller error)
該当する項目 ⇒ チェック③ + チェック⑨ + チェック⑮
スコア= 点
④すべき思考!
(should thinking)
該当する項目 ⇒ チェック④ + チェック⑩ + チェック⑯
スコア= 点
⑤マイナス化思考!
(disqualifying the positive)
該当する項目 ⇒ チェック⑤ + チェック⑪ + チェック⑰
スコア= 点
⑥誤った自己責任化思考!
(personalization)
該当する項目 ⇒ チェック⑥ + チェック⑫ + チェック⑱
スコア= 点
合計6項目の各スコアが、いずれも4点以下の場合、現段階では、認知のゆがみについて直ちに治療が必要な状況ではない可能性が高そうです。
さらに、このスコアが下がるよう、心がけながら受験勉強を進めてください。
逆に、1項目でもスコアが5を超えている場合は、すでに認知のゆがみが許容限度を超えていると考えられます。
こうした状態を放置しておくと、メンタル面の不安定さが集中力、思考力、記憶力などの低下をもたらし、合格を勝ち取る上で大きな障害をもたらしてしまいます。
これが、受験期に特有のうつ症状、「受験うつ」なのです。
この場合は、志望校への合格を果たすには、単なる受験勉強だけではなく、医療による専門の治療が必要です。
認知のゆがみが大きい場合は、受験生お一人で、無理やりこれを取り除こうと思っても、うまくいかないどころか、逆効果になってしまうことが少なくありません。
たとえば、「全か無か思考」を止めようと思っても、反対に強まってしまい、余計にイライラして勉強が進まなくなってしまうのです。
これが、受験ストレスの怖いところです。
このようなケースでは、認知行動療法と磁気刺激療法の併用が極めて効果的です。
実際、弊院では高い実績を残しており、メンタル面の安定と志望校への合格を実現しています。
受験に特化した認知行動療法!
認知行動療法とは、うつ病や不安障害などに対する治療効果が実証されている精神療法で、カウンセリングを通してメンタル面の安定を図ります。
一般的なメンタル面のご病気に対しては、すでに標準的な治療方法が確立され、世界中で実践されています。
ただし、受験生の場合は、こうした方法をそのまま適応すると、メンタル面の安定は取り戻せるものの、その副作用として、受験には失敗してしまう場合が多いのです。
これでは、本当の意味で受験生に福音をもたらすとはいえません。
そこで弊院では、あくまでも志望校への合格を果たすことを第一に、入試で合格点が取れることを目標とした「受験版・認知行動療法」を行っています。
一般的な認知行動療法とは異なり、模擬テストの答案用紙や授業のノートのとり方など、受験勉強を通して認知のゆがみを取り除き、効率の良い合理的な勉強法へと導くため、志望校への合格を実現できるのです。
さらに磁気刺激治療を併用すると、極めて短期間のうちにメンタル面の安定と、集中力・思考力・記憶力のアップを図れます。
脳機能の面から見ると、「受験ストレス」の問題は、扁桃体という部分の過剰な暴走と、背外側前頭前野の機能の低下にあります。
扁桃体の暴走がメンタル面の悪化を生み出し、背外側前頭前野の機能の低下が集中力・思考力・記憶力の低下を生み出しているのです。
これを、頭の外から安全な磁気のパルスを当てることにより治療するのが磁気刺激治療です。
受験版・認知行動療法と磁気刺激治療を組み合わせることにより、弊院は極めて高い治療実績と志望校への合格を実現しています。
それが、「磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コース」です。
「磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コース」のご案内 ⇒ クリック!
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