受験ストレス不眠(過眠)


多くの受験生が、受験ストレスによって不眠症などの睡眠障害で悩まされています。

これを放置しておくと、試験で実力を発揮できず不合格になってしまうだけでなく、重度の「受験うつ」に移行しまって将来に禍根を残すことになります。

 

また、受験ストレスの場合は、単純に不眠をもたらすだけでなく、朝、起きられなくなる過眠として現れる場合も少なくないのが特徴です。

受験ストレスによる睡眠障害を、「緊張しているのだから仕方がない」などと、安易に考えるのはとても危険なことです。

 

まずは、受験ストレスが、こうした不眠や過眠にどう関係するのか、その理由を正しく理解してください。

そして、適切な改善策を実行することが合格を勝ち取るためには不可欠なのです。


受験ストレスで眠れなくなる理由


受験ストレスによって睡眠障害が起こる理由は、交感神経の過剰な刺激と、ホルモンのアンバランスな分泌が起こるためです。

 

メンタル面が安定していると、夜になるとリラックスしているときに優位に働く副交感神経が優位になります。

これが質の良い深い睡眠にいざなうのです。

 

ところが、受験ストレスが高まると、本来は活動的なときに優位に働くはずの交感神経が、夜中にまで刺激を受けてしまいます。

不眠症に苦しむ受験生を問診すると、「ベッドで横になると、胸がドキドキして眠れない」という悩みをよく耳にしますが、これは、交感神経が心臓にある「上心臓神経叢(じょう・しんぞう・しんけいそう)」と呼ばれる部分に働きかけ、心拍数を上げるためです。

交感神経が優位な状態では、脳は覚醒状態を維持するため、いつまでたっても眠れません。

 

受験ストレスによって眠れなくなるもう一つの理由は、ホルモンの分泌にあります。

受験ストレスを受けると、その刺激は脳の奥深い部分にある視床下部へと伝わります。

その結果、副腎皮質からコーチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌されるのです。

 

コルチゾールは身体を緊張状態に導く性質を持っています。

いわば、受験ストレスが真夜中にも、脳を含め身体全体を、試験場で問題を解くための臨戦態勢にしているのです。

これでは、眠れないのは当然です。

 

 


不眠対策の常識が受験の失敗を招く!


不眠に対して、次に示すようなアドバイスが、心療内科医などによって提唱されています。

きっとあなたも、何度か耳にされたことがあるはずです。

 

これらは、一般論としては正しいです。

しかし、受験生の方に限れば、こうした方法を鵜呑みにするのはとても危険です。

なぜなら、不眠は治るかもしれませんが、それによって大切な受験で失敗してしまうからです。

 

不眠対策の常識が、志望校への不合格を導くという落とし穴をもつことを、ぜひ、認識しておいてください。

 


受験生にとって危険な不眠の対処法


☓ 眠れないときには無理に寝ようとはせず、眠くなってから床につく!

⇒ 不合格になる危険な常識!

☓ 睡眠はこうあるべきだという考えは捨てる!

⇒ 不合格になる危険な常識!

☓ 眠れなくても、緊張したら眠れなくなるものだと受け入れる!

⇒ 不合格になる危険な常識!

 

必要な睡眠時間には個人差があり、特に年齢によって大きく変動します。

ですから、決まった時刻に眠り、睡眠時間をしっかり確保しなければならないと決めつける必要はない・・・というアドバイスです。

よく言われているので、あなたも何度か耳にしたはずです。

 

しかし、受験生に限れば、このアドバイスはとっても危険です。

その夜、一晩だけ気を紛らわせるために思い込むというだけなら、問題はないので結構です。

ところが、多くの受験生は、このアドバイスを鵜呑みにし、睡眠の乱れを放置してしまうのです。

 

これは、合格を勝ち取る上で、大きな障害となります。 

なぜなら、日中に勉強したことは、眠っている間に長期記憶に変換されるからです。

睡眠時間を十分に確保しなければ、苦労して勉強したことが無駄になってしまします。

 

また、脳は、1日24時間のサーカディアンリズムによって機能しています。

このリズムを壊してしまうと、問題を解くための能力が大幅に低下してしまします。

 

さらに受験生に知っていただきたいのは、そもそも、このアドバイスは、高齢者に向けたものだということです。

年をとると、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が低下するため、そもそも生理的に睡眠の量が低下するのは当然のことです。

さらに、老後に悠々自適の年金生活を送っている場合、記憶力が低下してもそれほど困ることはありません。

だから、高齢者に向けたアドバイスとしては適切なのですが、受験生は事情が異なります。 

 

 


睡眠薬は脳機能を低下させる!


一般論としては、睡眠薬はとても安全で、優秀な薬だといえます。

服用が必要となる病気は多く、その場合は、使用をためらってはいけません。

 

ただし、受験ストレスによる不眠の場合は、安易に睡眠薬に頼るのはとても危険です。

なぜなら、脳機能に悪影響を与えて、試験で合格点が取れなくなってしまうためです。

 

毎年、3月になると、弊院に「受験に失敗した」と話す受験生が初診で訪れます。

問診すると、睡眠薬に頼ってしまった方がとても多いのです。

 

多いのは、睡眠薬で確かによく眠れたし、試験中も不安なく問題に臨むことができ、合格を確信していたのに、フタを開けると、ひどい点数で不合格になっていたというケースです。

これは、睡眠薬の脳機能への影響を考えれば、十分に理解できることです。

 

ベンゾジアゼピン誘導体など、現在、主に使われている睡眠薬は、脳の海馬などの機能に抑制をかけます。

ですから、問題を解く能力を低下させます。

さらに、こうした睡眠薬は、化学構造が精神安定剤とほとんど同じで、そのの作用も持っているので、試験中はおだやかな気分になり、脳がゆっくりと働いて、本当は問題が解けていないのに、解けているような錯覚に陥ります。

だから、本人はスゴく良い点が取れて合格できたと思ったのに、実際にはひどい点数で不合格になっているのです。

 

もちろん、受験生の場合も、睡眠薬を服用したほうが良いケースもあります。

ただし、それは一部に限られます。

少なくとも、一般的な受験ストレスによる不眠の場合は、安易に睡眠薬に手を出してはいけません。

まずは、受験生を専門に扱う医師にじっくり相談してみるべきです。

 


受験ストレス不眠は認知行動療法+磁気刺激治療で


受験ストレスによる不眠については、認知行動療法+磁気刺激治療の組み合わせて治療することをおすすめします。

認知行動療法は、カウンセリングを通して受験ストレスがもたらす認知のゆがみを治すことで不眠をなくすものです。

一方、磁気刺激治療は、脳の背外側前頭前野などを安全な磁気のパスルによって活性化させ、ストレスを緩和させることによって不眠を解消するものです。

 

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