「セカンド・オピニオン外来」とは


「うつ病の薬を飲み始めたら、勉強のヤル気が、さっぱり、わいてこなくなった・・・」

「睡眠薬のおかげで眠れるようになったが、なんだか記憶力が悪くなった気がする・・・」

「精神安定剤を服用するようになってから、集中力が長続きしなくなった・・・」

 

以上は、当院を訪れる受験生の多くが、実際に経験していることです。

といっても、ご自分で気づかれるケースは少なく、当院で丁寧に問診をして、初めて明らかになる場合が大半です。

治療薬を見なおした途端に、記憶力や集中力が回復し、成績が急上昇する受験生も珍しくありません。

「もっと早く気づいていたら、浪人しなくて済んだのに・・・」と唇を噛み締める受験生もいます。

 

このように、多くの受験生が、不適切な治療薬や治療法のために多大な不利益をこうむっている・・・。

残念ながら、これが日本の医療の現状です。

 

こうした事態を防ぐためには、現在、受診している医療機関とは、まったく利害関係のない医師が、第三者の目で、現在うけている治療法や治療薬が適切であるかどうか、公平に審査する必要があります。

これが、当院が行う「セカンドオピニオン外来」です。

 

 


脳に作用する薬の落とし穴!


人間の脳は、非常にデリケートな臓器です。
少しでも衝撃を受ければ壊れてしまうため、脳髄液のプールにプカプカと浮かべられた状態で、頭蓋骨の中に格納されています。
これは、化学物質についても同様です。
脳は、薬物に対してもとても脆弱で、ほんの少し化学物質が脳内に侵入しただけでも、深刻なダメージが生じます。
そこで脳は、血液脳関門というバリアで守られています。
これにより、通常の物質は、血液の中に入ることはできても、脳の中には入ることができません。
ところが、ごくまれに、血液脳関門をすり抜ける化学物質も、少数ながらあります。
その代表例が、アルコールです。
アルコールは血液脳関門をすり抜けて脳に入ってしまうので、飲酒をすると酔っ払うわけです。
うつ病や不眠症など、精神科や心療内科で処方される治療薬の多くも、血液脳関門を通ります。
血液脳関門を通り抜けないと、脳に働きかけることはできませんから、これは当然のことですね。
ところが、脳で行われている情報処理は、ものすごく複雑ですので、何らかの治療薬が脳に入った場合に、ひとつの作用しか行わないというのは、ありえないことです。
必ず、様々な作用を起こします。
つまり、こうした治療薬のすべてに、副作用があるわけです。
副作用のない治療薬など、この世に一つもありません。
だからこそ、治療薬を服用するにあたっては、そのメリットとデメリットを天秤にかけ、メリットが上回ったときのみ、利用すべきです。
こうした医学上の効果を客観的に審査することも、セカンド・オピニオン外来の大切な役割です。

「セカンド・オピニオン外来」の概略


初診の方は、セカンド・オピニオンについても、まず、院長による医療カウンセリングを受けていただきます。

 

服用している治療薬と、現れている症状については、受診日の前日までに、以下のページから事前に入力してください。

それを元に、院長が問診と検査を通して適切な処方かどうかを審査します。

 

完全予約制となっており、電話でのお問い合わせはお断りしております。
 


吉田隆嘉

セカンドオピニオン・カウンセリング料   

18,000円 (90分 完全予約制)


「受験生に対するカウンセリング」、または「親子に対するカウンセリング」が基本ですが、

ご希望により「親のみのカウンセリング」も行っています。


【お詫び】

提携医療機関との取り決めで、磁気刺激治療・早期合格コースを希望される方を最優先で受け付けております。

そのため、現在、多くの方からご予約をいただき、セカンドオピニオン外来については、2ヶ月以上、お待ちいただく状況になっております。

なにとぞ、ご理解いただけますよう、お願い申し上げます。


「セカンド・オピニオン外来」で人生を変えたい!

院長からのメッセージ


もう30年も前のことですが、私は中学3年から高校1年までの2年間を、棒に振ってしまった経験があります。

 

不眠症のため、睡眠薬を服用していたのですが、副作用が強く現れ、日中は、授業中も放課後も、ぼーっとしたままでした。

しかし、当時の私は、それが薬の副作用とは気づかず、「オレはダメな人間なんだ」と思い込んでいたのです。

 

もちろん、学校の成績は低迷・・・。

日本屈指の進学校だったとはいえ、学年でビリから2番目の順位になったこともあります。

 

しかし、幸運にも、この分野のエキスパートである米国人医師の診察を受けることができ、私の人生は劇的に変わりました。

私の不眠症は特殊なタイプで、一般的な睡眠薬が効かなかったのです。

それどころか、睡眠薬の副作用で、日中、覚醒度が低下し、これによって夜間の不眠が悪化していたのです。

 

実際、米国人医師の指導で睡眠薬の服用を停止し、生活習慣を工夫することで、私の不眠症は驚くほど改善しました。

体質自体は変わっていないので、こうした努力は今でも続けています。

しかし、四半世紀以上の間、睡眠薬なしで、適切な睡眠がとれています。

 

もし、米国人医師の診察を受けることがなかったら・・・。

そう考えると、私は今でも、背筋に寒気を感じます。

東大に合格することも、医師になることも、到底、夢のまた夢だったでしょう。

 

しかし現実には、私と同じような境遇にある人が、決して少なくありません。

私は、受験生やビジネスパーソンを対象にカウンセリングに携わるようになり、このことを知りました。

 

今度は、私を救ってくれた米国人医師に役割を、私自身が果たす番だ・・・。

私は、そう決断し、「セカンドオピニオン外来」を開設することにしたのです。

 

どうか、16歳の頃の私と同じように、あなたの人生を劇的に変えて下さい。

そのお手伝いができれば、医師として、これ以上の喜びはありません。

 

本郷赤門前クリニック院長

吉田たかよし