不眠・過眠は「受験うつ」の第一歩!


夜、疲れがたまっているのに、ベッドで横になっても眠れない・・・。

朝、気力を振り絞っても、ベッドから起き上がることができない・・・。

あなたは、こうした睡眠の悩みに苦しんでいませんか?

もし、そうだとしたら、「受験うつ」が始まっているのかもしれないので、注意が必要です。

 

これまで当院で「受験うつ」だと診断した症例の97%が、何らかの形で睡眠障害の症状が現れていました。

逆に言えば、睡眠の悩みを自覚したら、それは受験うつを早期に発見する大切な機会になるということです。

 

実際、不眠や過眠の治療のために当院を訪れた受験生が、実は受験うつだったというケースは、決して少なくありません。

結果として、受験シーズンまでに磁気刺激治療受験認知行動療法を受けることができ、成績が急上昇。

こうして、志望校への合格を勝ち取ることができた受験生が数多くいます。

中には、「受験うつを教えてくれた不眠に、今では感謝している」と話す人もいます。

 

けっして、睡眠の悩みを軽視したり、気合で乗り切ろうなどと思ってはいけません。

やがて受験勉強が進まなくなり、気がついたら泥沼に陥っているというケースが少なくないのです。

 


睡眠の質の低下が不合格へと導く!


受験生は睡眠を削って勉強しないといけないので、日中は眠いのが当たり前・・・。

昔は、こんな誤った常識が世間に蔓延していました。

しかし、現在の睡眠医学では、こうした考え方は完全に否定されています。

 

いかに質の高い睡眠を無駄な時間を費やさずにとるのか・・・。

合格を勝ち取るには、効率よく眠ることも必須の条件です。

受験勉強の一部だと思って、睡眠の管理を行うべきです。

 


睡眠状態を自己チェック!


現在の睡眠の量や質に問題はないのか、まずは自己チェックをしましょう。

以下の「受験生睡眠尺度」の項目に照らし合わせ、ご自分の状況が該当していないか、チェックしてください。

 

「受験生睡眠尺度」

メルボルン病院(オーストラリア)Murray W. John医師によって開発されたエップワース睡眠尺度を

日本メンタルヘルス研究センター(エグゼクティブフェロー吉田たかよし)が受験生向けに改訂

(Epworth Sleepiness Score)

 

まったくない:0 時々ある:1 よくある:2 大体いつも:3

 

①座って参考書の難しい文章を読んでいるとき、居眠りをすることは?

②英単語や専門用語の暗記をしているとき、居眠りをすることは

③講義を聞いていたり会議に出席していて、居眠りをすることは

④電車に乗っているとき、座っている場合、居眠りをすることは

⑤午後、最も苦手な科目の勉強をしているとき、居眠りをすることは

⑥座って人と会話をしているとき、居眠りをすることは

⑦お昼ご飯のあとに勉強しているとき、居眠りをすることは

⑧長時間、勉強を続けた後、休憩をしているとき、居眠りをすることは

 

各項目について、以下の4段階で自己採点し、合計のスコアを求めてください。

まったくない:0 時々ある:1 よくある:2 大体いつも:3

 


睡眠薬は脳機能を低下させる!


受験生が重度の不眠や過眠に陥った場合は、専門の治療が必要です。

ただし、睡眠薬や精神安定剤は脳を沈静化させることによって効果を発揮させるものですから、脳機能の低下を招くのは必然のことです。

合格を勝ち取りたいなら、安易に薬物に頼るべきではありません。

 

当院では、現れている症状の特徴や脳機能の状態、さらに現在の成績や志望校の出題傾向まで考慮した上で、お一人おひとりに最適な治療法をご提案しています。

たとえば、勉強する場所や勉強の仕方、勉強のスケジュールなどを見直すことで、睡眠障害を根底から治療できる場合も少なくありません。

 

また、磁気刺激治療によって睡眠の異常が劇的に治るケースが多いのも、受験生の睡眠の異常の特徴です。

この場合は、極めて短期間に効果が現れることが多く、受験の直前期であっても治療が間に合い、合格率のアップを実現しています。

 

もちろん、一部のケースでは、睡眠薬が避けられない残念な受験生も、少数ながらいます。

しかし、その場合でも、受験勉強に差し障る副作用が最小限で済むように処方を工夫しています。

 


受験生の不眠・過眠を治す最新治療!


受験ストレスによる不眠については、認知行動療法+磁気刺激治療の組み合わせて治療することをおすすめします。

認知行動療法は、カウンセリングを通して受験ストレスがもたらす認知のゆがみを治すことで不眠をなくすものです。

一方、磁気刺激治療は、脳の背外側前頭前野などを安全な磁気のパスルによって活性化させ、ストレスを緩和させることによって不眠を解消するものです。

 

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米国睡眠健康財団より許可を得て掲載。個人での利用に限ります。
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吉田隆嘉