受験勉強の記憶力低下と7つのネガティブ感情!  成績アップのための対処とは?

受験勉強の記憶力低下と7つのネガティブ感情!

成績アップのための対処とは?


 

受験生の皆さん。

試験が迫ると、どうしてもネガティブな感情が浮かんできてしまうことがありますよね。

そんな時、我慢して無理にポジティブな気持ちを保とうとした結果、実はそれによって、皮肉にも記憶力が逆に低下してしまうという事実をご存知でしょうか?

 

今回は、そんな「ネガティブな感情と記憶力の関係」について解説し、成績アップのための対処の秘訣をお伝えします。

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面 

 本郷赤門前クリニック  

  ⇒ クリック!  

ネガティブ感情7つと記憶力の関係性

ネガティブな7つの感情とは、具体的には悲しみ、怒り、不安、恐怖、罪悪感、恥、無力感のことを指します。これらの感情は、我々人間が抱く自然な感情です。

しかし、この7つの感情を我慢し、抑え込むと、それに記憶力が低下するという研究結果が出ています。

つまり、受験生にとっては、それで試験の成績を下げてしまう要因になるということです。

 

 

ネガティブはダメ、ポジティブがいい?それは違う

 

世間一般では「ネガティブはダメ、ポジティブがいい」という声が多いですよね。

実際、10年ほど前、心理学の世界では「ポジティブ思考」が強調される傾向があり、それが世間に浸透してきたようです。

 

しかし、最新のメンタル医学や神経科学の研究によれば、実はその逆となるケースも多く、その一つが、ネガティブな感情を無理にポジティブに変えようとすると、記憶力が低下する作用が生じるという研究結果なのです。

 

 

ネガティブ感情と記憶力の関連性

では、なぜ、悲しみ、怒り、不安、恐怖、罪悪感、恥、無力感という7つのネガティブな感情が記憶力に悪影響を及ぼすのでしょうか?

その原因は、ネガティブな感情を抑え込むことで脳の海馬という記憶を司る部分の活動が低下し、これが記憶力を低下させるというものです。

さらに、ネガティブな感情を抑え込むことによりストレスホルモンであるコルチゾールが分泌され、これが記憶形成を妨げてしまう効果も指摘されています。

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面 

 本郷赤門前クリニック  

  ⇒ クリック!  

 

ネガティブな感情を吐き出すには?

そのため、受験生の皆さんには、ネガティブな感情を無理にポジティブに変えるのではなく、適切な方法で表現することが重要です。

 

具体的には、誰かに話を聞いてもらうのがベストです。

特に受験生の場合は、親に悩みを聞いてもらうのが、記憶力を維持する秘訣です。

悲しみ、怒り、不安、恐怖、罪悪感、恥、無力感という7つのネガティブな感情は、なかなか友達には本音を語れないものです。

ですが、親なら子どもとして精神的に甘えられるので、ネガティブな感情を弱音として吐き出させてもらうのに、とても良い条件がそろっています。

また、親御様のほうでも、この効果を理解し、じっくりとお子さんの弱音に耳を傾け、共感の言葉をかけてあげてください。

 

 

効果が倍増するネガティブな感情の表現の仕方

では、記憶力を高めるうえで、ネガティブな感情をより効果的に吐き出すには、どのようにすいればよいのでしょうか?

答えはシンプルです。

ネガティブな感情を無理に抑え込まず、自分自身のありのままの感情を素直に表現することです。

 

自分を飾り立てようとすると、自動的にネガティブな感情を無理して封じ込めてしまいます。

なぜなら、悲しみ、怒り、不安、恐怖、罪悪感、恥、無力感という7つのネガティブな感情は、いずれもカッコ悪いものだからです。

でも、記憶力を維持するためには、いったん、心を裸にして、ありのままのカッコ悪い自分を認めて、感情を吐き出しましょう。

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面 

 本郷赤門前クリニック  

  ⇒ クリック!  

 

受験は親子の団体戦で戦うのが合格の秘訣

そして、最後に覚えていただきたいのが、受験は親子の団体戦として戦うと、合格率が上がるということです。

中学受験では、家族の団体戦として入試に臨む受験生が多いのですが、高校受験や大学受験でも、精神的には家族の団体戦で臨んだほうが精神が安定し、記憶力や思考力も高い水準を維持できます。

 

受験勉強は、1人で行うものではありません。

家族と協力して戦うことで、試験に臨む心の余裕が生まれます。

ネガティブな感情を感じたときには、自分の感情を認め、適切に表現し、家族と共有することが大切なのです。

 

 

記憶力を回復させる専門の治療プログラムとは?

 

受験生の記憶力は、一時的なメンタルの影響を強く受けるため、ご紹介した方法をぜひ、実践してください。。

 

しかし、脳内の記憶力の低下が一定の限界を超え、すでに「受験うつ」を発症しているか、あるいは、その一歩手前の状態になっている場合は、医療機関で専門の検査と治療をお受けになることをおすすめします。

 

 

私のクリニックでは、受験に特化した光トポグラフィー検査をお受けいただき、受験うつや受験ストレスを検査データに基づいて診断し、必要がある場合は、磁気刺激治療をはじめとした最新脳医学治療と受験勉強でメンタルを治す先進的なCBT治療を行っています。

これが、最新脳医学治療(受験うつ)早期合格コースです。

短期間のうちに回復するとともに、脳の働きが良くなるため、試験問題を解く能力も高まります。

 

 

最新脳医学治療(受験うつ)早期合格コース ⇒ クリック!

 

 

 

 東京大学本郷キャンパス赤門正面 

 本郷赤門前クリニック  

  ⇒ クリック!  


ご案内メールの請求と受診のお申し込み

メモ: * は入力必須項目です


 

「Dr.吉田の受験うつ総合解説」

 

 

「受験うつ」は、入試の不安や受験勉強による脳疲労によって発症する「うつ症状」の総称です。

実際には、「受験うつ」には、様々な原因や様々な症状が含まれており、一つの病気というわけではありません。

 

そこで、このような多様な「受験うつ」を様々な角度から理解していただくために、「受験うつ対策ガイド 合格への道を開く情報が満載 Dr.吉田の受験うつ総合解説」というページを設けています。

総合解説というネーミングの通り、ありとあらゆるタイプの「受験うつ」網羅して解説しているので、ご自分の症状がご説明しているどのタイプにも当てはまらないということは、まず、ないでしょう。

 

また、このサイトは、「受験うつ」に関するハブページになっています。

それぞれの症状や原因に対して、専門に解説しているページにリンクが張られており、ご自分の症状に最も適合している対策をご紹介しているページにたどり着けるように工夫されています。

 

ぜひ、まずはこちらの記事をご一読いただきたいと思います。