模擬試験の答案で脳の活動を診断

Assessment of Examination Scripts


 模擬テストの答案用紙を最新の脳医学やメンタル医学の知見を用いて科学的に分析すると、受験生の脳が試験の最中にどのように働いているのか把握でき、それに合わせて対策を取ることで受験生の脳が持つ潜在能力を最大限に引き出すことが可能となります。

 

 ①答案の構成における異常、②文章における不自然な記述形式、③文字に現れる脳機能の状態など、5つの項目について模擬テストの答案用紙を脳医学の観点から分析をすると、試験を受けているときに受験生の脳がどのように働いているのか科学的に把握できます。

 

 模擬テストでケアレスミスがどのような脳の機能上の問題で生じたのかを分析し、その予防策を実践すると、それだけで平均して70%のケアレスミスを削減することが可能です

 

 自宅で勉強しているときと、会場で試験を受けているときでは、脳内にある扁桃体や前頭前野を中心に脳の働き方が根本から異なっており、これに対する対策が不十分だと、学力は高いのに入試に落ちるという悲劇が起きます。

 

 答案用紙を解析して得られた5つの項目のデータをもとに、AmosやSPSSといった解析ツールを用い、試験に特化した光トポグラフィー検査のデータと組み合わせて共分散構造分析にかければ、脳のそれぞれの機能を改善させる方法が浮き彫りになります


模擬試験の答案には、受験生の脳機能が投影されます!


 

模擬テストの答案用紙は、試験中の受験生の脳機能を診断する上で、宝の山だと言えます。 

 

 

多くの受験生は気づいておらず、自分は関係ないと思っていますが、以下は受験生に急増しているメンタル面の不調です。

 

病気と言える段階まで至っている場合、そこまで至っていないものの本来の脳の状態ではない場合など、程度は様々ですが、適切な対処をほどこすことでテストの点数を大幅にアップさせられるという点では共通しています。

 

その症状が例外なく模擬テストの答案用紙に現れます

 

 

【模擬テストの答案用紙に現れる脳の不調】

受験うつ

受験パニック

無気力症候群

燃え尽き症候群

強迫性障害

受験恐怖症

 

 

脳の働きに何らかのトラブルを抱えると、単に成績が悪くなるだけでなく、解答の仕方にも、それぞれ独特なクセが現れます。

 

それを丁寧に読み取っていくことで、受験生の脳機能に何が起こっているのかが分析できるのです。

 

これは、志望校への合格を勝ち取るために、脳のどの部分に生じている不調を解決すべきなのか、どの脳の働きを改善すべきなのか、とても役立つ情報を教えてくれます。

 


ケアレスミスは70%減らせる


模擬テストの答案用紙を脳医学を活用して分析すると、平均して70%のケアレスミスを削減できます。

 

ケアレスミスに関する認知科学による研究は、航空機の操縦や整備、原子力発電所の運行など、事故を起こすと生命や財産に重大な被害をもたらす分野を中心に発展しており、その目覚ましい成果は、そのまま受験に活用できます。

 

 

その研究成果によれば、ケアレスミスはランダムに生じているわけではなく、少なくとも70%は一定の法則に基づいて生じていることがわかっています。

 

ただし、ケアレスミスを生み出す法則は、すべての受験生に共通しているわけではなく、お一人お一人の脳が持つ個性によって異なります。

 

 

そこで当院では、受験に特化した光トポグラフィー検査を行って受験生の脳の個性を判定した上で、模擬テストの解答を分析することで、ケアレスミスを生み出す脳医学上のロジックを明らかにするのです。

 

これにより、ケアレスミスのパターンがつかみ、それを回避すれば、ケアレスミスの大幅な削減が実現できます。

 

 

たとえば、脳のストレス耐性の低下が置きやすい受験生の場合、問題を解き進むうちに脳疲労が一定の水準を超えるとケアレスミスをしていれば、次にテストを受けたときも、同じ状況を迎えたときにケアレスミスをしてしまうのです。

 

あらかじめ、こうしたリスクを認識できていれば、その状況になった場合のみ、ピンポイントで検算をすれば、最小の時間コストで最大のケアレスミス削減効果が得られるわけです。

 


最小の時間コストで最大のケアレスミス削減効果


 

そこで当院では、受験に特化した光トポグラフィー検査を行って受験生の脳の個性を判定した上で、模擬テストの解答を分析することで、ケアレスミスを生み出す脳医学上のロジックを明らかにするのです。

 

これにより、ケアレスミスのパターンがつかみ、それを回避すれば、ケアレスミスの大幅な削減が実現できます。

 

 

たとえば、脳のストレス耐性の低下が置きやすい受験生の場合、問題を解き進むうちに脳疲労が一定の水準を超えるとケアレスミスをしていれば、次にテストを受けたときも、同じ状況を迎えたときにケアレスミスをしてしまうのです。

 

あらかじめ、こうしたリスクを認識できていれば、その状況になった場合のみ、ピンポイントで検算をすれば、最小の時間コストで最大のケアレスミス削減効果が得られるわけです。

 


試験中の脳の働きが受験の合否を決めます!


普段、自宅などで勉強しているときと、試験を受けている真っ最中では、脳の働き方が根本的に異なります。

 

自宅ではスラスラと問題が解けるのに、模擬テストになるとサッパリ解けなくなるという人も少なくありません。

 

不可解な現象だと思われるかもしれませんが、そもそも、脳内で試験の問題を解くときに過活動の状態になりやすい扁桃体や、逆に活動が低下しやすい前頭前野など、脳のそれぞれの部位で状態が異なるため、脳科学的には、何ら不思議はないわけです。

 

 

当然ですが、受験の合否は、試験中の脳の働きの良し悪しで決まります。

 

「普段は解けるのに・・・」といった言い訳は、入試には、まったく通用しません。

 

だからこそ、模擬テストの答案用紙を分析し、脳機能の問題点を把握することが不可欠なのです。

 


試験中の脳の働き方を計測する装置とは?


受験生の脳機能が試験の最中に、どのように働いているのか、直接計測できれば、合格を勝ち取る上で決定的に有利になります。

 

実際、これについては研究段階ではありますが、開発が進んでいます。

 

私が理事を務める人間情報学会では、受験生が試験を受けている真っ最中でも、生体情報を計測し続けることができる超小型の装置の開発に成功しました。

 

現在、この装置を被験者に取り付け、試験を受けている最中に脳の働き方がどのように変化するかデータを収集して分析することにより、脳機能をリアルタイムで見える化する研究プロジェクトに取り組んでおり、私もその中心メンバーとして参画しています。

 

 

ただ、現状では巨額のコストがかかるため、普段の診療やカウンセリングに実用化するには、もう少し時間がかかりそうです。 

 

もちろん、一日も早く実用化できるように、私も研究開発の加速に尽力するつもりです。

 


間接的なデータと直接的なデータ!


ただし、現段階でも、試験に特化した光トポグラフィー検査のデータを分析することにより、試験中に脳で起こっている問題点を推定することは可能です。

 

本郷赤門前クリニックでは、この検査を重視しており、実際、その検査データを元にした対策によって、大勢の受験生が第一志望の学校への合格を勝ち取っています。

 

これについては、こちらのページをご参照ください。

 

試験に特化した光トポグラフィー検査 ⇒ こちら

 

 

試験に特化した光トポグラフィー検査は、合格を勝ち取るための情報を得る上で、極めて有効な手段です。

 

ただし、検査を行うのは検査室の中であって、試験会場ではありません。

 

そのため、あくまでも間接的なデータだという限界はあります。

 

 

それに対し、模擬テストの答案用紙には、試験を受けている真っ最中の情報が残されています。

 

つまり、直接的なデータだということです。

 

ですから、受験に特化した光トポグラフィー検査と模擬テストの答案用紙の分析を併用し、両者を立体的に分析すれば試験の最中の脳機能の実態に迫れるというわけです。

 


「描画法検査」では、受験生の脳機能は読み取れない!


答案用紙を分析するなんて、なんだか変な方法だと思われた方も多いと思いますが、実は精神科では、紙に描かれたものを分析するということは、以前から行われていたことです。

 

 

家・樹木・人物描写検査・・・。

バウム・テスト(Karl Koch)・・・。

 円枠家族描画法・・・。

 

これらはすべて、何らかの形で被験者に絵を描いてもらい、心理状態や脳機能の評価を試みる描画法検査と呼ばれる検査方法の一つです。

 

 

しかし、受験生に限ると、これらはあまり効果的な検査方法だとはいえません。

 

受験で求められる脳機能が、絵を描くことに使われる脳機能と、大きな隔たりを持っているからです。

 

また、受験うつや受験パニックなど、受験生が陥る心身の不調の主な原因は、受験勉強に伴う脳機能のアンバランスな使用にあり、この部分に焦点を当てない限り、適切な診断はできません。

 


「模擬テスト脳機能診断」とは?


 

では、外部からは目に見えない受験生の脳機能を知るには、何を見ればいいのでしょうか。

 

それは試験の答案だというのが、本郷赤門前クリニックが至った結論です。

 

 

受験生にとって、模擬テストも真剣勝負の場です。

 

実力を出し切ろうと、極限状態まで脳機能を追い詰めようとします。

 

そんな状況だからこそ、普段は隠れていて表に出てこない受験生の脳機能の特徴も、何らかの形で答案用紙に現れてくるのです。

 

それを医学的な観点から読み取るのが、模擬テスト脳機能診断なのです。 

 


模擬テストに現れる認知の歪み!


ほとんどの場合、受験生本人は自覚していませんが、脳機能や心理状態にトラブルを抱えると、模擬テストの答案用紙に、何らかの変調が現れます。

 

 

たとえば、「受験うつ」に陥ると、症状が軽い場合でも、答案には独特のクセが現れます。

 

数学の記述問題では、たとえ正解にたどり着いていたとしても、注意深くチェックすると、一行ごとの論理の展開が、一気に飛躍したり、なかなか進まないなど、アンバランスな表記が見て取れます。

 

 

もちろん、正解であれば、この程度では減点にはなりません。

 

だから、塾や予備校の先生も、注意することはないでしょう。

 

しかし、この状態を放置しておくと、「受験うつ」が進行し、やがて正解に届かなくなります。

 

また、模擬テストであれば、なんとか正解にたどり着けても、よりプレッシャーのかかる入試の本試験の場合は、認知のアンバランスがより大きくなり、得点を大幅に低下させる危険性もあります。

 

 

このように、それぞれの病状に伴って、独特の解答パターンが生じます。

 

模擬テストの答案用紙に現れる認知の歪みを、放置してはいけません。

 


答案用紙の5つのチェックポイント


模擬テストの答案用紙は、主に次の5項目をチェックし、それぞれを光トポグラフィー検査のデータとともにAmosやSPSSといった解析ツールを用いて共分散構造分析にかけます。

 

これにより、合格を勝ち取るために脳のどの働きに問題が生じているのか、磁気刺激治療やCBT治療をどのように行えば志望校への合格を勝ち取れるのか、立体的に把握ができるのです。

 

 

【5つのチェックポイント】

 

①答案用紙全体におけるバランスの異常

 

②答案の構成における異常

 

③文章における了解不可能な記述

 

④文字に現れる脳機能の状態

 

⑤解法を考えるための下書きにおける思考の妥当性

 

 

本郷赤門前クリニックでは、模擬テストの答案用紙を持参していただき、1問ごとに受験生から、どのようなことを考え、どのように感じながら答案を書き入れたのか、丁寧にヒアリングを行いながら、①から⑤のそれぞれの項目について分析を進めていきます。

 

⑤については、通常、問題用紙や下書き用紙に記入するため、診察のときに、こちらも持参していただいています。


分析結果を活用して志望校へ合格!


 

受験生の脳の状態が把握できたら、次のステップとして、磁気刺激治療とCBT治療を行い、受験生が潜在的に持っている脳の働きを最大限に発揮できる状態に変えることで、あこがれの第一志望の学校への合格を図ります。

 

以上をパッケージとして行うのが、本郷赤門前クリニックが日本で初めて開発に成功した磁気刺激治療(受験うつ)早期合格コースです。

 

受験生の脳機能や心理状態を受験に対して最適化することで、大幅な得点力アップを実現することも可能になるのです。

 

 


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