受験生が勉強を放棄 受験燃え尽き症候群 親ができる対処とは?【本郷赤門前クリニック】

 受験生が勉強を放棄! 

脳を蝕む「燃え尽き症候群」の対処法


 このページの要点は?   

 

受験生が勉強を放棄!親はどうする?燃え尽き症候群の対処の極意!① 受験生が勉強を投げ出したした場合、燃え尽き症候群の可能性ある。 ② ぼんやりとスマホを眺める時間が長くなるのも、危険な症状の一つ。 ③ 予備校や塾に通学しなくなると、脳が刺激を   受けなくなり、意欲の中枢がフリーズ! ④ やがて昼夜が逆転し、サーカディアンリズムの   乱れが脳の働きをさらに低下させる。 ⑤ 脳内で無気力が固定化し、社会復帰が困難に!

 

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受験勉強を放棄した浪人生への親の対処法


入試に失敗して浪人生活を送ることになった場合に、受験生を専門に診療している心療内科医として、受験生ご本人や受験生の親御様に、ぜひとも注意していただきたいことがあります。

 

浪人生の中には、途中で受験勉強を放棄してしまった場合、あるいは、多少は勉強しているように見えても熱心さが感じられない場合、実は「受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」に陥っているケースが少なくないのです。

 

こうした状態を放置すると、将来に大きな悪影響を与える可能性があります。

 

 

途中で受験勉強を放棄してしまう背景には、メンタルが脆弱になっている若者が増えていることがあります。

 

その結果、受験生が精神的なストレスに負けて脳が意欲を生み出せなくなります。

 

さらに、予備校や塾に通わなくなると、脳に不自然な歪が加わることで、「受験・燃え尽き症候群」に陥ってしまう最後の引き金を引くことになるのです。

 

 

受験・燃え尽き症候群は、自分に合った進路を選択するためのプレッシャーに耐えることができず、疲れ果てた状態になります。

 

この場合、受験勉強をすることができないだけでなく、日常生活の中でもやる気が起きず、何も手につかなくなることがあります。

 

これに関する対処を誤ると、一生、社会に適応できず、引きこもり生活を送ることにもなりかねません。

 

 

そのような悲劇を未然に防ぐために、受験生や親御様はどうすればいいのか?

 

心療内科医として、メンタル医学や脳医学の研究結果をもとに、わかりやすく対処の仕方を解説します!

 

 

 

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受験生がサボる脳医学の本当の理由とは?


受験生が、突如として勉強をやめてしまうケースが、近年、増加しています。

 

特に、浪人生の場合は、この傾向が顕著です。

 

また、現役生であっても、不登校になってしまい、自宅で受験勉強をしている場合は、やはりハイリスク群だといえます。

 

 

これは、単なるサボりだけが原因ではありません。

 

「受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」によって、脳の無気力状態に陥り、受験勉強を投げ出してしまうケースが急増しているのです。

 

 

「やらなければならないことをサボってしまう」という行動は、大人も子供も、誰しもが経験したことがあるはずです。

 

受験生も同様で、ときどき勉強をサボりたいと思ってしまうのは普通のことです。

 

だたし、それが1日や2日ではなく、2週間以上も続く場合は、単にサボりではないというのがメンタル医学の研究で明らかになっています。

 

 

 


無気力が2週間続くと脳のSOSサイン!


 

親御様がわが子の「受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」になかなか気付くことができないケースが少なくありません。

 

その原因の一つが、親が「スマホやゲームは熱心にやっているから、無気力ではない」と考えてしまいがちだということがあげられます。

 

 

このような場合、実際には、受験生の脳内で起こっている現象は、親御様のイメージとはずいぶん異なります。

 

スマホやゲームは、脳の意欲の中枢を活発に働かせる必要がなく、脳は受動的な働きしかしません。

 

したがって、スマホやゲームをやっているからといって、脳の意欲の中枢が適切に機能している状態を保っているわけではないのです。

 

 

それに対して、受験勉強は、脳の意欲の中枢を活発に働かせなければできません。

 

たまに勉強をサボってしまうという程度ではなく、本格的に受験勉強を投げ出してしまう場合、その決定的な要因となっているのは、脳が意欲を生み出す仕組み自体が正常に働かなくなっているということです。

 

 

特に注意していただきたいのは、最近では、「受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」といった、意欲を生み出す中枢に何らかの異常を抱えているケースも多く見受けられるということです。

 

親御様には、サボっているだけでなく、脳の無気力や燃え尽き症候群に気づく目を持ってほしいと思います。

 

そして、受験生の意欲を高めるために、心療内科の観点からも良い環境づくりを心がけていただければ幸いです。

 

 

 

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予備校や塾を休む脳への危険な影響


 

「受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」に陥ると、多くの受験生が予備校や塾に通うのを止めてしまいます。

 

実は、このこと自体が、さらに「受験・燃え尽き症候群」を悪化させる要因となるため、とりわけ注意が必要です。

 

 

受験生が予備校や塾に通うのを止めた場合、親御様が最も気を付けなければならないのは、お子様が健康な生活リズムを維持することです。

 

一部の親御様は目先の勉強に焦点を当て、予備校に通わないなら自宅で勉強するようにと受験生に声を掛けます。

 

しかし、このアプローチは極めて危険です。

 

 

多くの受験生が、予備校に通わなくなると夜中に勉強するようになります。

 

ところが、実際にはスマホやゲームに時間を費やし、朝は起きなくなります。

 

こうして、気がつけば昼夜逆転の生活を送ることになる場合が多いのです。

 

 


サーカディアンリズムの乱れが脳から意欲を奪う!


脳の中にある意欲の中枢は、24時間のリズムを刻む「サーカディアンリズム」と密接に関係しています。

 

そのため、生活リズムが崩れると、意欲の中枢は働きにくくなるわけです。

 

 

これによる脳への悪影響によって、やがて社会生活自体も行えなくなってしまう受験生も多く存在します。

 

その結果、社会との関わりを持つことさえできなくなってしまう「大人のひきこもり現象」の糸口となってしまうことが少なくないのです。

 

 

浪人生が予備校に通うことを止めて、昼夜逆転の生活に入ることが多いという事実は、親御様にとって最大限に注意すべき点です。

 

受験生が健康な生活リズムを維持するためには、家族のサポートが必要です。

 

生活リズムをしっかりと整えることで、受験勉強の効率を高め、社会での健全な生活を送るために必要な力を身につけることができます。

 

 

 

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予備校生が通学をやめてしまった場合に親が取るべき対処


受験生が、予備校や塾に通うのをやめてしまった場合、親が最も心配しなければならないのは受験生の学習不足ではありません。

 

受験生が自宅に居続け、健康に良くないライフスタイルを送っていることが、受験生の脳にとって最大の懸念材料なのです。

 

 

仮に受験生が予備校や塾の授業に不満があるとしても、毎日通うこと自体が、脳を健康な状態に維持するのに役立ちます。

 

したがって、浪人生が予備校や塾の授業に出ないことを決断したとしても、自宅ではなく予備校や塾まで毎日足を運び、自習室で勉強することが有効です。

 

 

また、多くの浪人生は、予備校に行かなくなると、脳の意欲の中枢が刺激を受けなくなって、次第に「もう受験はやめる・・・」と思ってしまうようになることがよく起こります。

 

しかし、これは本当の意味で受験生が自分の意思で決めたことだとはいえないというのが、脳医学から見た結論です。

 

なぜなら、自宅に居続ける脳にとって不自然な環境が意欲の中枢に抑制をかけるため、歪められた意思決定になるからです。

 

 


脳をリセットするために、アルバイトも有効!


 

浪人生は、失敗や苦境に陥って受験を諦めてしまう人が多いですが、そんな場合に、短期間でいいのでアルバイトを始めることをおすすめします。

 

これによって、機能不全に陥っている脳内の意欲の中枢が蘇ってくるのです。

 

 

アルバイトは、自宅から出て働くことで、脳の意欲の中枢を自然に刺激することができます。

 

身体を動かしたり、新しいことを学んだりすることで、脳の扁桃体の偏った働きを回復させ、やがて健康な自信を取り戻すこともができます。

 

 

特に、宅配や配送など、身体を使う仕事は、有酸素運動を自然に取り入れることができます。

 

有酸素運動は、脳に運動療法の効果をもたらし、意欲の中枢を回復させる効果が高いので、受験に向けた気持ちを取り戻すのに最適な方法です。

 

 

 

挫折感を感じたら、アルバイトを始めることで、自分自身を立ち直らせ、新たな目標を見つけることができます。

 

受験を諦める前に、一度、短期間のアルバイトの経験をしてみることをおすすめします。

 

 

 

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最新の脳科学で燃え尽き症候群の予防&早期発見


受験生が急に勉強の意欲を失って、引きこもってしまう・・・。

 

あるいは、ぼんやりとスマホばかり眺めている・・・。

 

そのような常態に陥った場合は、「受験・燃え尽き症候群(Examination burn-out syndrome)」に陥っている可能性がじゅうぶんにあります。

 

 

親御様が受験生の「燃え尽き症候群」に早期に気づいてあげるため、ぜひ、その具体的な症状や特徴について、理解を深めていただきたいと思います。

 

 

「受験・燃え尽き症候群」は、脳内で受験勉強を頑張ろうという意欲の枯渇や消耗(Emotional Exhaustion)が急激に起きるのが特徴です。

 

また、親に対して暴言を吐くようになることも多く、これはメンタル医学で「冷淡な態度(Depersonalization)」と呼ばれる兆候が生じるためです。

 

元気があり余っていると誤解する親も多いのですが、現実はその正反対で、「受験燃え尽き症候群」のために、脳が疲弊しているのです。

 

受験生の健康と学力を守るために、まずは燃え尽き症候群について正しい知識を持つことが大切です。

 

 

以下は、「受験・燃え尽き症候群」の解説のページの要点です。

 

まずは、こちらに目を通していただき、できれば本文もご一読いただければと思います。

 

 


 受験・燃え尽き症候群 

Examination burn-out syndrome


 受験燃え尽き症候群の要点は? 

 

 ✓  燃え尽き症候群とは、アメリカの精神科医、ハーバート・フロイデンバーガー(Herbert J. Freudenberger)が提唱したもので、一種の心因性うつ病とも捉えられえています。

 

 ✓  頑張って受けた模擬テストの後に、勉強へのヤル気が急にわかなくなってしまった場合、「受験燃え尽き症候群」の危険性があります。

 

 ✓  脳内で、受験勉強を頑張ろうという意欲の枯渇や消耗(Emotional Exhaustion)が急激に起きるのが特徴です!

 

 ✓  受験生が親へ暴言を吐くようになる場合も多く、これはメンタル医学で「冷淡な態度(Depersonalization)」と呼ばれる重要な兆候です。元気があり余っていると誤解する親も多いのですが、「受験燃え尽き症候群」のSOSサインの可能性があります。

 

 ✓  受験に特化した光トポグラフィー検査などを受けることによって脳機能の状態を詳しく調べ、脳の不調をピンポイントで治すことで、早期の回復と志望校への合格が可能になります。

 


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勉強の意欲を高めるために、こちらの記事もご参考になさってください。

www.akamon-clinic.net